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一級建築士×FPが教える【家を使った「究極の投資」】

まー、公表することでもないんですが
シングルファーザーになってから、ちょうど一年がたちました。

いろいろ大変なことはありましたが、中でも「食事の用意」は骨が折れます…。

…で、まずやったのは、とりあえず調理器具を新調したこと。
(ワタシ的には)そこそこの お値段がするヤツです。

なぜ「そこそこのお値段」のモノにしたのかというと、
趣味でやっていた「気の向いたときの料理」を
「日常の料理」にするためです。

ビンボー症の私は、調理器具にかけたコストを回収するために、必死で料理をするようになるんじゃないか…

自分に「そうせざるをえない」負荷をかけたワケです。

…で、現在…投資を回収するために必死に料理をしている…のではありません。
いい調理器具でやる料理は 自分のテンションも上がって 結構楽しいのです。
(強がりではなく…)

そう、キッチンの中で至福の時間を過ごしているワケです。
(…ホント、強がりではなく…)

現在、家を設計させていただいている共働きのご夫婦…。
いろいろと雑談をする中で、将来二人でカフェを開業するのが夢なんだそうです。

…で、その「将来」が いつなのか…というと「いつか」…
なんとなく…「いつかそうなればいいな…」の夢なんですね。

そんなわけで、設計している家に
「カフェ開業の準備ルームって作ってみませんか?」
…って、提案してみました。

夫婦でお店のインテリアやメニュー、果ては資金調達‥なんかも考える部屋です。
そう…日常の生活から離れて、「カフェ開業」の準備をするため【だけ】の部屋です。

でも、その部屋のコスト…約200万円!

かなり悩まれましたが、「カフェ準備ルーム」作ることになりました。

将来の「夢」へ200万円の投資をすることにした…
「そうせざるを得ない」状況を作ったワケです。

そうなれば、私自身も全力で設計させてもらいます。

その部屋に「日常を切り離して、脳をドライブさせる内装設計」をフル稼働させます♪

…ただ、ぶっちゃけ「投資」なので将来は保証されていません。
もしかしたら、いろいろな事情で カフェが開業できないかもしれません。

でも、その部屋では …
お店のインテリアはどんな雰囲気にしようか…
メニューはどんなものにしようか…
どんなも小物を置こうか…

きっと そこで未来のことを語る2人の時間は【至福な時間】になるのではないでしょうか。

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調理用具にしろ、家づくりにしろ「投資」の視点を持つことって大事だと思います。

でも、その投資は 歯を食いしばって回収するのではなく、
「楽しみながらモトを取る」
「楽しむことでモトを取る」
…というのが、【究極の投資】なのではないでしょうか。

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