見出し画像

映画の話427 映画 続・深夜食堂

 喪服のかりそめの装いでストレスを晴らす女性の孤独、そしてかりそめの関係で全国の葬儀場で香典泥棒を繰り返す男。子離れに葛藤を抱えながら息子を手放していく母親。詐欺にあったことがきっかけで、会うことなく息子への思いを募らせる老いた母親。
 喪服を軸にオムニバス形式で描かれた人間模様は、どれもとてもせつなく、人間への慈しみに溢れているストーリーだと思いました。観ると何か満たされた思いがします。
 前回に引き続いて、方言が出てくるのも良かったです。

この記事が参加している募集

映画感想文

サポートあってもなくてもがんばりますが、サポート頂けたらめちゃくちゃ嬉しいです。