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「今年は特に春の気配を強く感じる」ということ、ありませんか?

新しい季節の前触れ


ここイギリスでは肌寒い日が続くとはいえ、少しずつクロッカスや水仙などが顔を出すようになりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
 
さて、個人的に2月初旬ごろから、「外は真冬の寒さなのに春らしいエネルギーを強く感じる」ということが続いています。昨年までにはなかった感覚で、知り合いにこのことを話すと、多くの人が同じような感覚を持っているとのこと。皆様はいかがでしょうか。
 
この感覚は、季節的に春がもうすぐというだけでなく、(大きな話になってしまいますが)新しい時代の幕開けがすぐそこまで来ていて、それを感じとっているということなのでは、と思ったりしています。
 
このようなときには、個人の内面や人生の中でも、以下のような形で「新たに芽生えているもの」について意識する機会が増えるかもしれません;
 
 *急に新しい展開や出会いがあった

 *今まで興味がなかったことに目が向くようになった


これだけだと前向きで良い感じですが、その一方で、

 *これまでつぎはぎしながら保ってきたことが急にほつれ始めた

 *これまでフタをしてきた事柄に直面せざるを得なくなった
 

など、「そのままでは新たな段階に持ち越せないこと」「思い切って捨ててしまわなければならないこと」などについて考えたり取り組んだりする機会も増えるかもしれません。

ちなみに我が家では、物質レベルの話になりますが、買い替え時期を過ぎて騙し騙し使っていた家庭用品や車がここに来て急に壊れ始める、ということが立て続けに起きています。ちょっとバタバタしますが、「今はそういう時期らしい」と観念して(笑)対応するようにしています。 

新しいエネルギーを迎えるための器づくり

 
人生であっても時代であっても、「何やら新しい段階に突入しそうで、今はその準備や仕上げの時期かも」というとき、日常レベルで意識しておくとよさそうなことは、とあらためて考えてみました;
 
 *食事、休息、運動など体調管理に関することで必要があれば見直しておく。例えば普段食べたり飲んだりしているものの中で、「どうも体に合わないらしい」と薄々気付いているものがあったら、一定期間やめてみる、など。
 
*衣服、持ち物、部屋などを見直して、必要があれば早めに修理したり、断捨離したり、予算が許せば新しくしてみる。これまでと違うスタイルで心が惹かれるものがあったら観察したり、試してみる。
 
*趣味やプロジェクトなどで、新たに気になっているものがないかどうか意識を向けてみて、もしあったら、それについて調べたり、一歩を踏み出してみる。
 

個人の内面的なことなどは、それぞれが自分の状況やペースに合わせて取り組んでいくことになるかと思いますが、新しい方向性や自分の中に眠っている可能性が、夜見る夢に暗示されているということもあります。夢のひもとき方のヒントについてはよろしければ【夢喫茶*Dream Cafeシリーズ】などもご参照ください。
  

変化は三寒四温


新しい何かが見つかったり、変化の兆しが見えて「これだ!」と突き進もうとしても、思うように展開しなかったり、状況が変わって引き戻されるような思いをすることが多い、というのもこの時期の特徴かと思います。私は一直線に向かっていくのが好きな方なので、そういうことがあるとつい気がせいてしまいがちなのですが、そんな時に自分に向けて、
 
「物事は三寒四温のように行ったり来たりしながら進むもの」
「今は準備・お試し期間」
 
と言い聞かせるようにしています。
 
       *   *   *

今回は、新たな季節や時代の前触れということに関して思いつくままに綴ってみましたが、折しもキリスト教圏では、4月の復活祭に向けて心身を整える「レント」の期間が先週から始まりました。イギリスでは「スプリング・クリーニング」と言って、年末よりも春の復活祭前に大掃除をする人が多いのですが、私も今年は「新たなものを迎え入れる器づくり」を普段よりも意識しながら大掃除をしていきたいと思っています。
  
ここまでお読みくださりありがとうございました。

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