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大人になって買った教科書。

「これだ!探していた物が見つかった」 どの位の時間が経っていいたのかも忘れる位探していました。

「やっぱり、文章を書くことはすごく難しい。自分が思っていることと全然違う方向に行ってしまう」 夜な夜なインターネットで、色々なコラムやエッセイを読みふけっていました。
 
 出会う記事を読んでいると、書いている内容が解りやすく、ますます自信がなくなりそうです。そんなとき、ふと、ある1冊の本に目が止まりました。

「取材 執筆 推敲 書く人の教科書」

 学生生活が終わると、文章の添削も終わると思っていました。が、現実はそうとはいかず、自分が想像したことよりも、違う方向へ進んでしまいます。

 私達は、毎日何かしらの文章を作成しています。それは会話として、朝のあいさつ。その後の日常の会話。そして、色々始まる仕事や勉強。または、考えごと。言葉を発せず、文章を頭の中で考えています。
 
 この両方を、いざ書き起こしてみようとすると、全然進まないことがあります。私もその一人でした。文章を書き起こすための何かヒントはないかと、インターネットで検索していました。その時、1冊の本が目に留まりました。内容はまだ、発売前だったので確認できなかったのですが、もう表紙の題名で購入を決定していました。
 
 私は、文章を作成するに当たって、色々な方法を試してみました。PCではなく、手書きであったり、参考書を買ってきて、その通りに文章を組み上げ直したり。参考書の表紙買いや迷走したことを、数えてしまうと、それは恐ろしい数字になります。
 
 発売日、会社帰りに本屋に立ち寄り見つけたので即購入しました。
 
 内容は。。。私にとって起爆剤。

 そのころ、文章作成に疲れていました。既存の型にはめすぎ、自分らしさの表現力が乏しくなっていたのです。自分でわかる位ですので、周りから見るともう痛々しかったと思います。
 
 本書を読み進めて行く上で、自分の文章作成の構成がひっくり返りました。すごく、うれしかったです。なぜかというと、これ位のインパクトがなければ、文書を書くことをやめていたと思いました。

 特に私お勧めする物章は「第4章」 です。一言で言うと、「読みやすい文章にする方法」 を学べました。
 
 本書の内容を今まで自分が作成した内容に照らし合わせて行くと、みるみる、足りない部分や、もう少しの表現力の弱さを見つけることができました。
 
 そして、作成した文章で捨てて良い部分を選別する方法を知りました。自分が作成した文章で回りくどい場所は何処か。この章を読んでいくとすぐに理解できます
 
 私はいつも、文章を作る際、頭の中で構成を考えていました。それは、違うのです。自分が書きたいことの各場面を1行で集約するのです。そして、その書きたいことを何個も作成することで、自分本当に伝えたいことは何かが解ってきます。
 
 私が本書に出会う前は、書きたいことを書きたいままかいていました。簡単言うと自己満足の文章だったと思います。けれど、本書に少しずつではありますが、「文章を構成する」きっかけがわかってきました。
 
 何度も何度も読み返すにことにより、徐々に自分の文章のクセの様な部分も解ってきます。第4章は本当にお勧めです。自分の文章が明日から変わっていく感覚が手に取る様にわかります。
 
 学生生活が終り、文章を書くことはあまりないと思っていた私がいました。
 
 しかし、携帯電話の進化でますます文章表現が必要になりました。このことは夢にも思っていませんでした。ある人には気遣う文章。ある人には分かりやすい文章。そして、ある人には、最後に笑いを入れる文章。

 贈る人贈る人それぞれに物語を描いて文章を作成する時間が増えてきました。毎日、色々な形で私達が文章を作成しています。文章を作成していく中で私は、その作成する基礎の部分は学生時代で止まっていると痛感しました。

 携帯電話は進化しているのに、私の文章力は停滞している。何かしなければと気持ちが焦るばかりでした。ただやみくもに本を読む時間ばかりが増えました。
 
 しかし、読んだ後の満足感はあまりなく、ただ本棚にしまわれるだけでした。それは、どの点を注意し読んでいいのかわからず読んでいたからです。

 けれど、本書の内容を理解した上で、別の本を読みだすと、前よりも色々ことを気づくことができます。読者を巻き込むための文章構成など今まで素通りしていた何かを気づかせてもらえます。

 私は現代の生活において、文章を作成することは、生活の一部になっており、一生の付き合いになると思っています。
けれど、自分の文書の表現力を高める方法は容易ではないと思います。
 
 なぜなら、私自身のオリジナルの文書のアドバイスを頂ける機会があまりないからです。形式的な表現は「型」 当てはめ作っています。

 しかし、私自身もそうだったのですが、それでは、文章を「作る」 ことが目的になってしまい「伝わる」 ことが曖昧になっていました。
 そんな時、アドバイザーがいるだけで、自分の文章力は向上することは言うまでもありません。

 本書はそのアドバイザーとして多くのことを学べます。もしも、文章表現で迷われていたら、手に取ってみてください。今までの文章表現力を確実にアップしてもらえることは間違いありません。

 あなたの文章力が劇的にいいえ、爆発的に変化します。
 そして文章を書くことがさらに好きになることは間違いありません。

 最後までお読み頂きありがとうございました。
 読むたびに新しい発見があって、いつも新鮮な気持ちで没頭できます。
 ぜひ、一度ご覧ください。

 以下は本書のリンクなります。
 (ダイヤモンド社様のリンクです)
    https://www.diamond.co.jp/book/9784478112748.html


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