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デザイン研究所 「レザー」

 ここ「デザイン研究所」は、わたしくことSOZO(ソウゾウ)が日々描きなぐったイラストの数々を披露する場です。今日の気分は「クールに決めるぜ」です。

Leather

 半円形の切り替えが特徴的なファー付きのレザージャケット。ボトムスはジーンズではなくブルーのスキニーパンツ。こんなクールさでいたいと願いを込めて描きました。
 さて1着持てば何年もお供してくれ、親友になってくれるレザーくん。重ねても、単体でも輝いてくれるその圧倒的な振る舞いは生地の中でも随一。なにせ着古してくると更に輝くというおまけつき。
 今回はそんなレザーくんをデザインしてみました。

着物っぽいジャケットが特徴的なルック

 ジャケットの腰の部分は帯のようになっており、そちらを後ろに回してスナップボタンで留める。さらに上部の生地を重ねて留める。という多様な着こなしを目指した挑戦的なジャケットになっている。右腕が露出しているのは、袖を通さなくてもよいようにデザインしているからで、まるでケープと言うかポンチョのようなシルエットですらある。まとめ方はベターにジーンズとハイヒール。

リゾート感のあるルック

 生地はもちろんレザーなので、オリエンタリズムやゴージャス感というよりもアーバン的なニュアンスを持つ。足首のアクセサリーがおしゃれだ。襟の大きなトップスは袖が立体的に縫われており、弧を描いていて、数年前から続くトレンドを踏襲。スキニーパンツにショートパンツを重ね着しており、サイジングの違いで、シルエットも楽しめる。

本日のファッション用語:アーバン

アーバンは、英語の「urban」で「都市の」「都市的な」「都会的な」という意味。ファッション用語としては、洗練された雰囲気の洋服、都会的な服装といったニュアンスがあり、「アーバン〇〇」と後に言葉を続けて使うことが多い。 「アーバンウェア」は、都会的な雰囲気を持つ着こなし・服装のことをいう。

出典:Niau
Niau【ニアウ】ファッション用語辞典・解説アーバン
ポスト・アポカリプス的なレザーコート

 肩、腰、腕、左太もも、右脚首に、切込みがはいったレザーコートは退廃的な印象をもたらす。だが、中央のアクセサリーとステッチ、腰の切り替えや、切込み部分の幾何学模様が、未来的でもある。その両極端のデザインが、生地の質感によって洗練され豪華な印象さえも与えるのだ。

本日のファッション?用語:ポスト・アポカリプス

大規模な戦争、大規模な自然災害、爆発的に流行する疫病などの巨大な災害、あるいは超自然的な事象によって、文明や人類が死に絶える様を描くもの(Apocalyptic fiction)、あるいは文明が死に絶えた後の世界を描くもの(ポスト・アポカリプス、Post-apocalyptic fiction)である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドレープ感を生かしたドレス

 ドレープ感を生かすには、そもそも皮革では難しい。そのため今回、唯一、合成皮革で構成された花のようなシルエットを持つこのドレスは、映画にでも登場しそうな未来的でゴージャスなルックである。首元、左腰、右太ももにはアクセサリーとストラップがあしらわれており、イメージを前面に押し出したこのドレスの、句読点になっている。

シアー素材が特徴的なレザードレス

 先ほどとは違い、かわいいルックの皮革のドレスだ。ドレスには禁断のボトムス、パンツをはいており、その上からシアー素材を用いたブーツを着けている。それはかわいさとクールさのバランスを目指すためだ。レザーはやはり、クールでいたい。首元、胸元、二の腕、手首、太もものアクセサリーによって、全体のシルエットもクールにまとまっている。




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