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精神科訪問看護について

こんにちは。
読んで頂き有難うございます。

この投稿は精神障害についての投稿を含みます。
私自身、発達障害(ASD・ADHD)の当事者です。
精神障害についてあまり知られてなく、差別が多い為、現状を知って頂きたい思いで書いています。
私は、縁あって「吉田町精神保健福祉会 たんぽぽ」に所属し、精神障害(主に統合失調症)の家族を持った方及び当事者同士の意見交換と共有・勉強会を月1回行っています。


今回、依頼を受けて近隣地区の家族会の交流会に参加し「精神科訪問看護」について学んできました。
精神科訪問看護って正直私自身全く知らず、訪問看護施設の担当者からの利用方法の説明や症例からの活動例(2例あり。いずれも統合失調症)はすごく為になりました。
2例とも就職等で統合失調症を発症し、訪問看護を利用する前は精神科病院に入退院もしくはひきこもりの状態。
訪問看護を利用し始めてからは、入退院やひきこもりがなくなり、笑顔が観られて他愛もない会話ができるまでに回復。
この後、家族が実際に訪問看護を利用している方の体験談を聴きました。
当事者は統合失調症で、訪問看護利用前は精神科病院への入退院・ひきこもり状態。
毎週の訪問看護利用を始めてからは、改善が見られたとの事です。
訪問看護施設の担当者からは、いずれの例も当事者の話を「とにかく聞く」姿勢に徹したとの事です。

◎訪問看護施設担当者と参加者との質疑応答
・訪問看護担当者と医師との間で、訪問看護対象者についての情報共有はされているか?
→情報共有はこまめに行われていたが、実際利用に関しては「病院・行政・家族」との連携が取れないと厳しい状態。
医師の指示がないと、訪問看護対象者宅に上がる事ができない為、訪問看護対象者に会えない(訪問看護ができない)

◎グループ討議で上がった意見
・家族が統合失調症の訪問看護を受けている。家族及び関係者の協力で少しずつ日常生活ができるようになった。
・精神障害の現状が知られていない為、SNSを開設して発信をはじめた。
・身近にいる精神障害及び身体障害の方のサポートによって、少しでもいい方向に向かえばいいと思っている。
・精神障害の方に対する接し方が実際の所難しい。
・引きこもりの方々にも、訪問看護ができれば有難い。
・訪問看護の利用は、現状なかなか難しい。
・医師と訪問看護対象者との関係性が大事。
・発達障害の現状があまり知られていない。
・精神障害について、オープンに話す環境が社会全体で整っていない。

◎総括
・訪問看護の流れ及び現状を、直接訪問看護施設担当者から聞く事ができた。
・精神障害についての周知及び理解が、身体障害や知的障害の方より乏しいので、今後周知させていく活動が必要。

◎精神障害関連リンク
統合失調症 - Wikipedia
発達障害 - Wikipedia
自閉症スペクトラム障害 (ASD)- Wikipedia
注意欠陥・多動性障害 - Wikipedia

拙い文ですが、読んで頂き有難うございました。

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