瑠夏

残響

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    • 寓音

      好きな絵を背景にしてみました。 フェルメール作:「信仰の寓意」

      • 。。。

        詩を書くのは どうして。 日頃、使えない言葉を 使うために? 行き場のない悲しみが せめて死なないように 文字で埋葬するため? 寂しさを蒸発させるために? 美しい地獄を リアルに描写するため? 家族にも友達にも 言えない感情を記すため? 風景の音楽を奏でるために? ー意味があってもなくても どちらでもいいけど。ー "浄化 ⇄ 鎮魂 ⇄ 昇華 ⇄ 空" 詩を書くのは どうして。

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          AとBとCという複数の原因で生じた結果なのに、Aという原因が国民に知られると不味いので、"(遠因である)Cで起きた結果"だという風に印象操作しているような昨今。 小○製○も、上記の手法に巻き込まれている…?本当は、クローズアップしなくちゃいけない問題が別にあるのに……。 一旦は、大多数の意識を、(一部の人たちによって)都合が悪くない話題に集中させておいて、その裏で何かを計画しているのが透けて見える。 メディアによる一定方向への思考誘導が顕著になってきている、その波から敢

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          life

          身近にある愛。 瞼を閉じて座ったまま 椿の匂いを嗅ぐ女の子、 吹いた後のシャボン玉を 寂しそうに目で追う男の子。 綺麗に整えた指先で、少しずつ 観葉植物の水遣りをする女の人、 初夏の風を纏うラフな格好で、 彼女のペースに合わせて歩く男の人。 身近にあった愛、 BGM : The Chainmokers -All We Know

          イヤリング・フラワー

          イヤリング由来の周波数、 「1箇所に 留まってもいいし/ 自由に 動いてもいいよ 好きなだけ 揺れてね」

          イヤリング・フラワー

          空中遊泳

          最初の言葉は「脱走しよう」、 私は北半球の出身、 誇張する必要もないまま 発電できるよう、書き言葉をくれ、 夢遊病者になる一歩手前で 二十四回目の死との競争 時間は半透明な中身とともに そこにある、先を読むこの空氣が 私の動脈を駆け巡り、飛びながら 音節を散歩し ついに 私は私でなくなる 星の一部になって 3月最後のシンタックスで 狂人の誕生日を祝い、前もって 三面鏡で全てを見て、 愛と目眩、 同時に複数の場所にいること 分身の術、 神はいるのか? 皿が割れるところに、

          空中遊泳

          天然の汗模様

          桜香水で満ちる街 温泉みたいな春 前の歩行者の背中に Tシャツから透ける汗文字 "X" (エックス)になりつつある 天然の汗模様 もしかして X JAPANのファン? ツイッタラー? 知る術はないけれど その直後 頭上から謎の雫を浴びる 雨は降っていないのに 見上げれば 真上の電線に止まるカラス の、黄色い液体を浴びた模様 初めての体験 これから 昼シャンする予定

          天然の汗模様

          crossover

          crossover

          今まで 数値化されなくて済んだ事柄が、 数値化の対象になったことによって 次第に失われていく領域も あるような気がする。 別名、資本主義の功罪。

          今まで 数値化されなくて済んだ事柄が、 数値化の対象になったことによって 次第に失われていく領域も あるような気がする。 別名、資本主義の功罪。

          ピエロの休日

          ピエロの休日.

          ピエロの休日

          ピエロの休日

          tired ②

          ここ最近の 疲れの原因が分かった気がする 私、SNS向きの性格じゃなかった (SNSは宇宙人からの 愛のテクノロジーらしいです 地球でしか育たない感情、 故に日々、悩んでしまう人々への。 似たような苦しみを持つ人達同士を 緩く繋げるために 開発したツールらしい) それでも私、 SNS向きの性格じゃなかった もっといえば 地球向きの性格でもなかった (既に無力なんだけど 君の居場所を 守りたかった) ---------- (追記) うつ病の人の中には、 無意識に

          #1 #2

          #1 橋の下で泳ぐ鯉 手を翳せば 泡沫の期待を抱かせてしまう "冷たい人間"と 思われることにする 麩を放つ時 鯉は 餌を無邪気に求めるフリをしながら ほんの一瞬 吸い込まれそうな虚無を 眼に浮かべる かつて 人間であった頃の (or 人間になれなかった故の) 悲しみを隠したまま #2 眠気を誘う春の風 心地よい曖昧さの中で 愛と 戯れていたい 君の不在には いつまでも 慣れないでいる

          サブカル系

          パーカーのフードを被り 少し前傾姿勢で 前後左右にステップを踏むと hip-hopのラッパーに見えるのは 気のせいかな 韻を踏めないけど ラッパーに見えるには どうすればいい? 公園のベンチで脚を組み 地面に這う蟻の行列を眺めた後 片手で顔を覆う 指と指の間を少し空けて 物思いに耽る代わりに リズムを刻んで ミニバスケットコート スケートボード 少し緩めのパーカーフード hip-hopが始まりそうな予感 パーカーのフードは ラッパーが被るタイミングを 待機中

          サブカル系

          sea side

          潮風が遊ぶ海辺を歩くと 砂浜に詩を発見 ついさっき 描き終えたような 湯気を纏う、震える字体 「君とサヨナラしてから 僕は心臓を失ったように生きている 君と両想いに なりかけている時に 聴いていた音楽は もう聴けなくなった あの頃に戻れないのに 戻れてしまう幻想を 抱いてしまうから」 砂の詩の近くで眠る クロマツの細い小枝 行方不明の透明少女 今も尚、繰り返されるのは 振り子のような波の音と 仄かな春の匂い

          Ophelia

          背景絵画:オフィーリア / ジョン・エヴァレット・ミレー