記事一覧
全国紙に公益はあるのか
現状、新聞を取り巻く環境は非常に厳しい。
民間の報道機関は、利益を出さないと事業を継続できない。
利益を出すためには、読者/視聴者から選ばれなければならない。
選ばれるためには、
⑴選ばれる記事をつくる
⑵媒体のファンになってもらう
という必要に迫られる。
⑴は、一見正当な努力のようでもあるが、実のところ、読者や視聴者の目を引くため誤解を生むようなタイトルづけを行ったり、他と差別化するた
参議院議員選挙でボランティアをしたときの話⑴きっかけ
参議院選挙でボランティアをしたときのことを書きます。
第一志望の某報道機関に落ちて、夏採用まで何をしていようかという時期だった。
自分1人の働きで結果が変わるでもなし、
労働という対価を払ってインサイダーだからこそ見える景色を見てやろうという好奇心(以前都知事選で某陣営のスタッフをやったこともある)、
そして、今にしてみると、目立つエピソードとして今後の面接のネタにでもなるかいう下心もあった。
宮城県丸森で災害ボランティアしてきました。⑷孤独
ボランティアで訪れた先のひとつに、おばあさんが1人で生活していた家があった。
農地のど真ん中のようなところにある平屋で、土砂の流入はそれほどではなかったものの、冠水の被害を受けていた。
本来、水が引いたらすぐに家財道具を出し乾かさなくてはならない。カビが生えてしまうからだ。
しかしおばあさんの家は、水が引いてから1週間以上経っているのに、ほとんど手付かずの状態だった。
おばあさんは、生乾きの布
宮城県丸森で災害ボランティアしてきました。⑶ボランティアと災害報道
ボランティアとして活動する人々のバックグラウンドはさまざまだ。
専業主婦、定年退職者、自営業者、学生など多岐にわたる。
感覚としては、県内からが5割、宮城県以外の関東東北からが4割、その他地域が1割というところだろうか。
本当に、ごくごく普通の方々ばかりなのが印象的だった。
以前、「スーパーボランティア」と呼ばれるボランティアをライフワークとする方が世間の注目を浴びたことがあったが、ボランティ
宮城県丸森で災害ボランティアしてきました。⑵現地の様子
1時間ほどバスに揺られて、丸森に入った。
活動の拠点となるボランティアセンターは、丸森町役場からほど近い、もともとスーパーかホームセンターだったような構造の建物に設置されている。
一般のボランティアは朝ここに集合し、場所と仕事を割り振られる。
我々バスツアー組は、数グループに分かれ特に人数が必要な地区にまとめて向かうことになったので、保険の加入のみ行った。
我々の担当する地区は、阿武隈川の支流
宮城県丸森で災害ボランティアしてきました。⑴参加の経緯
台風19号を受けた災害ボランティアに行ってきました。
訪れたのは、宮城県丸森町。大きな被害を受けながら、なかなか復旧・復興が進んでいなかった。
要因の一つには、丸森の交通を支えてきた阿武隈鉄道の運行停止がある。
豪雨によって、線路が寸断されてしまったのだ。再開の見込みは立っていない。
宮城県丸森町を選んだきっかけは、報道だった。
ふとアクセスしたNHK NEWS WEBで、災害の大きさ、復