non sugar

時間があったら、ぶらぶら、旅をしたい。 おいしいワインに出会いたい。

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最近の記事

y's 映画のすすめ 002

「そもそもひとは予定調和を求めて映画を見ていたのではない。」 雑誌名:STUDIO VOICE VOL.338 出版年月:2004年2月 出版国:日本 特集名:今最も正しい映画コラム110本! 万田 邦敏氏のコラムタイトルである。 高校生の時、このタイトルに価値観をすごく揺さぶられた。 第2弾は、映画作品の紹介というよりは、 映画に対する向き合い方について、書いてみたいと思った。 この雑誌に出会ってから、 「TUTAYA」や「ゲオ」、「ビデオ1」などで、 前評判一切なし

    • y's 映画のすすめ 001

      「サタデー・ナイト・フィーバー」 原題:Saturday Night Fever 作成年:1977年 作成国:アメリカ合衆国 監督:ジョン・バダム(John MacDonald Badham) 思いのほか、いや、とても清純な青年の青春映画である。 何を隠そう、僕の一番好きな映画。 主人公は、家庭環境や社会環境を常に斜めから見ていて、 何か自分にしっくりこない感じ。 同じ境遇の兄も、何とか脱出したのだが、ヘルマンヘッセの「車輪の下」的なものにやられていて、主人公の弟が良く

      • きょう、この頃。

        近々大規模地震が、また起こるのではないかと、思っていたりする、きょうこの頃。 これからも、噴火や大規模な自然火災が起こるたびに、 僕の中では、「トンガ沖の噴火」と「おちつけグレタ」の因果関係が、頭をよぎることになるだろう。 人の活動と地球・太陽規模の慣性的な運動のなかで、さっぱりであるが、FF7的(人が地球に何をしているのか)視点で考えれば、やったほうが良いことはいっぱいあるだろうとも思う。 例えば、オゾンホールは、人の活動によって、大きくなって、また小さくなった(モン

        • むかし、歌ってた、替えうたの考察

          僕にとっての、飲酒の必要性をぼんやりと、考えていた…。 それはたぶん、くだらない、小学生の時のような感覚を、 味わいたいからなんだと、ふと思った。 友達とくだらない話をして笑っていたあの感覚を…。 小学校のとき、帰り道。 友達と何気なく替えうたを歌ってた。 その時のうた。 ”さっちゃんはね、 みちこって言うんだ、ほんとはね。 だけどちっちゃいから、じぶんのこと、なっちゃんって言うんだよ。 おかしいね、えっちゃん。” 元のうたは、「さっちゃん」を紹介する歌で、 さっちゃ

        y's 映画のすすめ 002

          夢の記録002

          2021.10.28 地元の集落の中にある幼稚園は、お寺の隣に建っていて、以前は墓地だったという話を聞いたことがある。 裏には、集会所があった。 いつものように? その集会所の方から、幼稚園に向かって歩いていたのだが、 地面が、がばっと開いていて、下の方に、洞窟のような、鍾乳洞のような世界が露出していた。 そして、自動車のスクラップみたいなものがバラバラ散らばっている間から、小さな川みたいなものが無数に流れていて、川は仄かに燃えている。 その中洲には、食虫植物を大きく

          夢の記録002

          夢の記録001

          2021.06.16 客船の中なのか、左右に大きく揺れる空間のなかにいる。 先生のような人が、この左右に揺れる空間でも快適に立って眠る方法をレクチャーしていたが、多分寝れていないようだった。 ローラースケートを履いて、吹奏楽の楽器を持った集団が、奥からやってきて、その先生の欺瞞さに対抗して、音楽を奏でながら、廊下を過ぎ去っていった。 奥の空間は、暗いが広そうで、複雑そうであり、興味をひかれるが、なぜか踏み込めない、怖さがあった。

          夢の記録001

          南相馬市小高の「暫」

          Sさんの言葉が、印象的であった。 東日本大震災直後から5年間、老夫婦で避難生活を行っていたSさんが、ようやく故郷に帰還できる避難解除の日の数週間前に聞いた言葉。 「その日の午前0時に、境界線のラインを踏み超えたい。帰還するんだ。」 不遜ながらも、この思いは純度何%なのだろうかと、僕のあたまと気持ちをかすめた。 たしかに、震災直後は悲惨で大変であった。多くの人が亡くなった。住む場所が不確定であった。ライフライン・物資が不足した。未知の体験もあった。一方で、その後の、過剰

          南相馬市小高の「暫」

          七ツ石から見える風景

          僕の、母方のおばあちゃんが、先週亡くなった。 99歳(白寿)であった。 母方の実家は日蓮正宗なので、お線香は立てずに寝せて置くのが、作法なのだとか。 灰にあたって火が消えてしまうのではないか?と思ったが、ちゃんとゆっくり最後まで燃えていた。 お坊さんは、同じ田舎の集落のお寺から来ていた。お経は、「南無妙法蓮華経」であった。 「南無妙法蓮華経」をウィキペディアで調べてみると、 「正しい教えである白い蓮の花の経典、に身を任せる」とある。 蓮の「凛とした姿」や「白さ」や「静けさ

          七ツ石から見える風景