続ける思考(其の壱)
この本、めちゃめちゃ面白くて、本を読むのが遅い私が数時間で読破してしまったくらいなので紹介させてほしい。
「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考
著者は、「趣味、継続」という習慣化のスペシャリスト。
著者の毎日のルーティンを見ると、「こんなにストイックにできないわ〜」とつい思ってしまうんだけど、そのルーティンを習慣化するまでの過程を見ていくと、「こんな感じでいいんだ?それならできるかも」とも思ってしまう。
目的や意味は考えなくていいから、とにかく何かを続けてみる。
その例えが、面白い。
「えー、そんなことでもいいんだー」とかなりハードルが下がりませんか?
私の場合、仕事は何度転職しても事務系なのでルーティンワーク。
だけど、仕事以外のことを習慣化するのが本当に苦手でした。
かつての私は「何をやっても続かない、だからダメなのだ」と自分を卑下していました。
この本を読みながらまず思ったのは、「何か続けていることってあるかな?」でした。
パッと思いつくことを上げていくと、
・2014年9月から日記をつけている
→ただし、1ヶ月以上何も書かないとかザラ
・2023年6月から毎朝体重測定をしている
→外泊したり体調悪すぎる時はしていない
・2023年7月から食生活記録アプリで
食事内容を記録している
→外食の時はかなりテキトー
・2024年3月10日からジャーナリングを始めた
→まだ始めたばかりですやん
ジャーナリングは始めたばかりなので毎日欠かさず続けていますが、他のことに関しては毎日はできていないです。
それでも、「なんやかんやで続けているよな」と思います。
あとは、出社した時の朝(始業時間前)と昼休みの過ごし方はルーティンになっています。
このルーティンを崩されると、「仕方ない」と思いつつ地味にイラつきます(笑)。
☆☆☆☆☆☆☆
習慣化に関しては、今までも本を読んだり、実際に試してみたり、続いていることもあるからか、「目からウロコ」とか「これ、よさそう。やってみよう」と思うというよりは、共感することも多く、何より内容が面白いのでただただ楽しく読んでいました。
面白い本と出会うと、心にビビッときたところに付箋をつけておくのですが、以下、付箋をつけたところを引用しつつ、感じたことをつらつら書いてみます。
☆☆☆☆☆☆☆
確かに。
どんなに嫌な状況であっても、望まない環境であっても、そこに居続けるという選択をしているのは自分自身ですよね。
やりたくないことも、「やらない」という選択肢もあるのに、なんだかんだと自分に言い訳しながら嫌々やっていたり。
耳が痛い話です(笑)。
これ、何かを続けるための秘訣だそうです。
「それができないから、習慣化できなくて悩んでいるんだろー!」と言いたくなる気持ちはよくわかります。
以前の私がそうだったので(笑)。
ここで納得したのは、選択肢を減らすということ。
私は出社の日はお弁当を作って持っていっているのですが、飽きないように以前はおかずや副菜をいろいろ変えていました。
しかし、メニューを考えるのが面倒くさい。
そもそも私は食にこだわりがなく、基本、空腹が満たせればいいそれでいい人なのだ。
結果、今は白米、卵焼き、小松菜のおひたしは固定です。
おかずにお肉を入れますが、鶏肉の甘酢ケチャップ炒めか、適当にお肉を焼いて焼肉のタレで味付けしたものを週替りで入れています。
たまに酢鶏とか、野菜の肉巻きなんかも作りますが、半年くらい作ってないですね(笑)。
でも、そのおかげでお弁当作りがあまり苦にならなくなりました。
常に選択権は自分にあるということですね。
なんかしっくりこない、違和感がある、明らかに気分が下がるようだったらさっさとやめて、また他のことを始めてみるくらいの軽い気持ちでいいのだと思います。
私は好奇心旺盛な方なので、すぐ「これ面白そう」「なんか気になる」と興味を持ちがち。
一度気になると調べずにはいられない性格なので、ネット検索したり、YouTubeで関連動画を見てみたり、本屋さんに行って関連書籍をパラパラ見たり。
それでさらに「面白そう」と思えばなんとなくやってみる。
「なんか思ってたのと違う…」と思ったら、自分でも驚くくらいどうでもよくなり、そこで終了(笑)。
それくらいのノリの方がよさそうです。
☆☆☆☆☆☆☆
思いのほか長くなりそうなので分けますね。
この本を読めば、「継続する(習慣化する)って、そんなに難しいことじゃない」と思えるのではないかな?と思います。