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短歌note/不安定になる春に

大きめのフライパンなら手に入る愛の重さにひとつ足りない

現実の重さに沈む真夜中に熱帯魚になる夢を見ている

新しい春が来るたび思いだす
届かぬ翼と交わらぬ夢


春は気持ちが揺れやすい。
夏も秋も冬も心は揺れるのだけど、春はとくに揺れやすい、と思う。
それは環境の変化とか、新しい出会いとか、身のまわりで起こるさまざまな出来事とか、いろんな要因のせいなんだろう、たぶん。

入学式のあと、長女は大きなランドセルを背負いながら、なんとか学校へ。
やっと今週も終わり。
(本当にお疲れさま)
新しい環境に身を置いた人も、初めての週末でゆっくりできるといい。

3月からずっと悩まされてきた花粉症の症状がおさまって、(スギからヒノキに変わったからだと思う) 外でマスクを外せるようになった。
暑いのは苦手だけど、暖かい空気に少しホッとする。

休日にやりたいこと(やるべきこと)はたくさんあって、一番やりたいはずの「小説を書くこと」はなかなかできない。


『図書館は生きている』という本によると、
「library」は、「本」を意味するラテン語の「liber」(リベル)からきているんだとか。
そして「リベル」は「自由な」(free)という意味の形容詞としても使われるらしい。

それを知ったとき、素敵な由来だと思った。

私も、いつも自由な私でいたい。
(身のまわりがどんな状況でも)

同時に、日々に感謝することを忘れないでいたいと思う。



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