『成功したい』『挑戦したい』『始めたい』と思わない人はいないだろう。誰もがそう思いながらに行動しようとする。
でも、『成功を恐れて行動できない』と思う人は多いのが事実です。人はなぜか、成功をネガティブなイメージで考える傾向があるのです。

このような傾向のことを成功恐怖理論と言います。

成功後の様々な道のりなどから、プレッシャーを感じる。成功してもそのあとが不安。そんな気持ちからくるものです。
そして、そんな気持ちが『やめよう』という判断を作るものです。

もしあなたが『成功したい』『挑戦したい』『始めたい』と思いながらも、成功が不安に感じる。それならば、「それでも成功したい！」と強く思い、そして、行動することがなにより大切です。

人生での成功には挑戦と行動が欠かせない

人生での成功をしたい。そんな思い誰でもある。そして、どんなことにもそんな挑戦や行動はある。習慣でも行動でも始めたいと思う。誰でも思うことである。

人生の成功には挑戦や行動は欠かせないだろう。これは真実だ。今の時代は仕事が直ぐに変わる。そんな時代である。新しいものがどんどん登場して、古いものがなくなったりしていく、そんな時代の中だ。そんな中を生きていくには、必ず挑戦と行動が欠かせない。

自分の人生は自分のものだ。そう思いながら行動して成功していった人たちは大勢いる。そして、失敗して無一文になった人達もいる。同様に成功しても人生がくずれてしまった人達も。それを見ているからこそ思うことがあるのだろう。成功と失敗。それだけでなく、『成功した後』のことを。

それでも、私は答える。「人生において、挑戦や行動は必要である」と。そして「成功あっての人生。失敗があっての人生。それ以外も人生である」とも言いたい。どんなことでも何も始めない人生よりも、何かある人生の方が生きていて楽しいと思わないですか？

プレッシャーも忙しさも大変さも

確かに成功した後に思うだろう。周りからのプレッシャーを。忙しさや大変さを。色々と思うだろう。頑張って勉強して入った大学。入りたい会社に入社。でも、そのあとに待っていたのは、忙しさと大変さ。そして、周りからのプレッシャーも。

自分の中の経験であったり、友人やネットでの話ではあったりするだろう。想像でもあるかもしれない。それでも、感じるものはある。

成功してもそのあとにくずれたら、頑張ったのが意味なくなる。そんな不安な思い。ネガティブな感情が心を支配する。そして、挑戦したい。行動したい。そんな思いがあっても始まらない。始めても気づけばやめている。そんな状況になる。

でも、知っているはずだ。『諦めたくない』『やめたくない』『動きたい』そんな思いが自分の中にあることに。

周りが成功していったら思うだろう。『なんであいつが‥』『自分だって‥』そんな思いが走ることがあるだろう。嫉妬である。そんな思いが走りまわり、うるさく感じる。それがあなたの中にあるはず。諦めたくない。そんな思いがあなたの中にあるはず。

「それでも成功したい」

たとえどんなに苦しくても思うはずだ。『それでも成功したい』と心にあるはずだ。周りが成功していったらうらやましがり、失敗したら笑ってやる。汚いことだと思っても、それが安心するとわかっている。でも、一番でないこともわかっている。

うらやましくても、笑っていても、やはり成功したいと思うのが人間だ。たとえ、プレッシャーがあっても、忙しくても大変でも。それでも成功したいと思うのが人間だ。

自分の夢。やりたいこと。叶えたいもの。動かしたいもの。たくさんのもの。それに挑戦して、行動して、始めていきたい。そんな思いが私たちにはある。当然のように存在する。だからこそ、行動しよう。始めよう。挑戦していこう。

私が思う。成功恐怖理論の改善法を書いていく、心理学に基づいているものである。どう信じるかはあなた次第ではある。でも、信じて行動して成功するかどうかもあなた次第である。そのことをお忘れなく。

書いていくのは、「潜在能力を引き出す」と「自己効力感の向上」の２つである。どこまで効くかはあなた次第ではある。それでもこれがキッカケで動けていけることを願っている。

潜在能力を引き出す

自分の成功や願いを叶える。それには努力はかならず必要である。それにくわえて、自分の中にある潜在能力をも最大限引き出して努力をより良いものにする。テクニックがある。

むずかしそうと思うかもしれない。「これは、わたしにはできなさそう」そんな考えがよぎるかもしれない。
そんな考えが潜在能力を引き出せなくしている。

潜在能力を引き出す方法は、目標や願望を宣言することです。声に出したり、周りに聞かせたり、紙に書いたりなど。それをしっかりと宣言することです。そして、かならず一人称でポジティブに宣言すること。

「わたしは〇〇になる」「わたしは□□をする」と宣言することです。

『それだけ？』と思う方がいるかもしれないです。でも、ポジティブに宣言することで潜在意識に働きかけるのです。この働きかけが大きな力となって帰ってきます。潜在意識がポジティブになっていけば、自然と不安がなくなり真っ直ぐに行動していきます。

プロの世界では「ずっとなれると信じていました」との言葉がこれに当たります。自分を信じていけるからこ、その成功に対する恐怖をなくすことができます。

自己効力感の向上

もう１つが自己効力感の向上です。自分を信じることです。「自分ならできる」そう信じて行動していく。自己効力感というものです。不安な思いも成功後に対する思いも結局は自分の自信からくるものです。だからこそ、自分を信じて行動しましょう。

高いモチベーションが成功に結びつけるものです。成功のあともそうです。『自分ならできる』『自分なら行動できる』そう思うことで、自分を動かすことになります。そして、その行動こそが人生を幸せと変えていけます。

結果はやってみないとわからないものです。恐怖の思いで行動をしなかった。挑戦をあきらめた。それが後悔につながる可能性もあります。やって後悔とやらないで後悔。どちらが良いのか？

わたしは断然にやって後悔が良いと考えています。やったことによって得られる経験値があるからです。その経験値が人生を豊かにできます。１つの行動で１つの挑戦で１つの習慣で１つの始まりで何かが変わります。

あなたにとって

何かの変化があなたにとって重大なものになります。良いことも悪いことも。そして、悪いことを学びにすることはできます。むしろ悪いからこそ得られるものがあるもの。

あなたにとっての行動がどのように変化するかわかりません。あなたにとっての成長もどのくらいなものになるもわかりません。ですが、何もせずにいれば、それは変化のないものとなる。
この変化のないものは人生にとっても変化はありません。ですが、時間は進みつつあります。

あなたにとっての人生をどうするのか？それを決めるのはあなた自身です。ですが、何をするのかは決まっていますね。あとは行動するのみです。成功恐怖理論の改善策は出しました。あとはあなた自身が自分を奮い立たせて動くのみです。