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世界の捉えかた

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地球が一個だからって、あなたとわたしが同じ地上に立ってる、ということにはならない。
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#エッセイ

自分らしさの探求

パンテーンのトランスジェンダーのCMが好き。 スキップできるのに見てしまう。自分らしさを隠…

野崎 宵
3年前
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誰のせいでも大丈夫

子供がいうところの「できない」は、大人にとってはなんてことない事だったりする。 たとえば…

野崎 宵
6年前
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わたしたちには「今」しかないけれど、「今」は無数の線の束

十年もまえから連絡をとっていない知りあいが楽曲CDを出して、デモをネットで聴いてよかったの…

野崎 宵
5年前
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考えているのか、摂りこんでいるのか

悲しい事件とか、災害とか、戦争への後悔などに接するとき、いちばんに頭に思いうかぶのが「自…

野崎 宵
5年前
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ほんとうの望みは 覗き見れないから その場へ自分が向かう

本当の望みを無視すると、たいへんな事になる。なにが人をまっすぐに生きさせるか、というテー…

野崎 宵
5年前

うわさのエレベータ、宇宙へと向かう

たいせつな思い出は、肝心なときに出てこない。 たいせつな思い出が、ある。 思い出は大抵、…

野崎 宵
6年前
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信仰心の 神聖性

とくにこれといって信仰する神様はいない私である。 シッダールタ、イエス両氏しかり、ビジネス界にも政界にも、これといって信仰する神様が、いない。 「うち一応、仏教だけど、信仰っていうほどなにもやってないよ。お経の種類が決まってるくらいかな」と言うのが挨拶がわりになっている、昨今である。それを人から言われると、相槌をうつ。 「うち、実は○○教なんだけど、この話題だすと友達でいてくれなくなるかもしれない。ぜったいに秘密!」と思わなくて済むことに、安心する。 そのことを、幸福

小さい頃から 理想の未来を 目指してる

片側が3車線もあって、歩いている人はポツリポツリしかいない、バイパスの只中に、レンタルビ…

野崎 宵
6年前
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掴まってから 自由にうごく 雲梯世界

愛をテーマにした展覧会をやっていて。愛がテーマっていうより、自己の美術作品がいかに愛を具…

野崎 宵
6年前
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黒幕なので 姿は みえません まそれ言ったらこっちが内側だけど

頭をからっぽに、というスキルが最近、巷をにぎわせている。 マインドフルネス、瞑想、心のト…

野崎 宵
6年前
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つれづれ こころ 随筆

感動するということは、たんなる、衝撃を受けることとは、ちがう。 大きくても小さくても、衝…

野崎 宵
6年前
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バミューダトライアングルに トライ!

ふたりの人間が、意見を一致させられないとき。 課題がより複雑になるのは、どちらもが、善良…

野崎 宵
6年前
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たどりつかなくても 考えだけが そこへ及んでいる

わたしたちは、完璧じゃないのに、完璧な状態を知っている……? * 多くの人は、ひとつの家…

野崎 宵
6年前
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決まってしまった人生 どこにそんなものあるんだ

なにがあっても、そこからスタート。 * なにがあっても、そこから生きていくしかない。 優秀で真面目で気の利いた、学生時代の友人が、職場でうつになり転職を2度くりかえした。もっと、世界に羽ばたくような人だと予想していた。この現実は、すごく悲しいことだ。 一方で、わたしにとって力にもなってくれる。包み隠さずいえば、今いる自分の地位は、予想していたよりもずっと下。なにか具体的な将来像をえがき、それが挫折によって実現できなかった、というのではない。なにも描かず、漠然と未来を夢