素材がよければどんなアレンジでもOK


無農薬のジャガイモをもらったので、ポテトサラダを作りました。
以外と身内には好評だったのでよかったです。
イモをちょっと硬めにしておくのが好きなので、それがよかったのかもしれません。
柔らかいとペーストみたいになって、何を食べてるのかわからなくなりますが、今回は「ジャガイモを食べてる」という実感がありましたよ。

あ、突然の路線変更で料理ブログになったわけではないっすよ〜(笑)








家庭菜園で無農薬のジャガイモだし、そもそも素材がいいというのもあって納得のいく味に仕上がったのですが、やはり重要なのは「素材のよさ」これに尽きますね。

素材がダメだと一流のシェフが調理しても、ある程度はカバーできるかもしれませんが、なかなか厳しいってものです。
やはり素材の力は大きいでしょう。
素材がいいとどんな料理になっても美味しいです。
フライドポテトでも肉じゃがでもこうなるな〜って予想がつきますもん。


これは音楽でも全く同じで、素材にあたるところがアーティスト自身だったり、曲ならメロディーに当たる部分です。
まぁアーティストというのは人間なんで、成長してどんどん変化を遂げるというのはありますが、本当に歌が上手い人はどんなジャンルの曲を歌っても上手いです。
氷川きよしさんはポップスもめちゃ上手いし、美空ひばりさんや江利チエミさんはジャズから演歌まで歌いましたが、誰もが認める素晴らしい歌手でした。

曲でいうと、メロディーがよければぶっちゃけアレンジは関係ないです。
どんなアレンジにしてもグッとくるもんです。
逆に、メロディーがダサダサなのに、アレンジをかっこよくしたところでダメってことなんですね。
だからアレンジのかっこよさやミックスがどうのというのは、ある意味無駄な抵抗だと思っています。
結局印象に残るのはメロディーなんですから。

素晴らしい歌手は作曲する人の能力を引き出すし、素晴らしい曲はアレンジャーの能力を引き出します。
そういうバイブレーションやエネルギーを持っています。
どういうことかというと、例えばある素晴らしい歌手に曲を提供するとなると、作る段階で作曲家がいい曲を書かされてしまうというようなイメージです。
そして素晴らしい楽曲は、アレンジャーを刺激して素晴らしいアレンジにせざるを得ないような空気を作ります。

そうやって考えると、やはり全てのものはバイブレーションでできてますね。
そのバイブレーションが伝わっていい仕事をせざるを得ない空気になる。
そしてそのバイブレーションが伝わって多くの人を魅了する。
小手先のことで操ろうとしても、それは一瞬のブームで終わります。
長く音楽に関わっていきたいなら、何が大事なのかを見極める感性や感覚を持ち合わせることです。
わかりやすい一つの例が「素材にこだわる」ということですね。




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