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いわなの郷物語

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いわなの里を舞台にした小説。 フィクションです。
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本音トーク 20210616 いわなの郷にて

本音トーク 20210616 いわなの郷にて

今回は思い切って有料記事です。

前職・いわなの郷の釣り堀近くの囲炉裏のところに来ると・・・

あふれ出る 「何ものか」 がありました。

よし、思い切って話そう。

これは多くの人が感じる事であり、あまりイワナい人も多いかなと思います。

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父子でいわなの郷へ another story  いわなの郷物語

父子でいわなの郷へ another story  いわなの郷物語

昨日とストーリーは同じ

別視点のストーリー

another story としてみました。

「よし!
 今日はパパと一緒に行こうな」

「うん」

車を走らせること1時間。
いわなの郷に到着。

「わあああ」
4歳の子は歓声をあげる。

釣堀のいわなが集まっている様子が見える。

パパは
まずお手本を示す。
釣り方を子どもに見せた。

「すごい!
 パパすごい!」

「じゃあやってみようか!」

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父子で釣り  〜いわなの郷物語〜

父子で釣り  〜いわなの郷物語〜

「よし!
 今日はパパと一緒に行こうな」

「うん」

車を走らせること1時間。
いわなの郷に到着。

「わあああ」

4歳の子は歓声をあげる。

釣堀のいわなが集まっている様子が見える。

パパは
まずお手本を示す。
釣り方を子どもに見せた。

「すごい!
 パパすごい!」

「じゃあやってみようか!」

「うん。
 やりたい」

子どもも釣りを始める。
何度かエサをとられたものの、釣り上げた。

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あるタクシードライバーの場合 いわなの郷物語

あるタクシードライバーの場合 いわなの郷物語

イワナくてもわかるかもしれませんが、フィクションです。

800字弱。

東京の夜は
俺のためにあった。

タクシードライバーとして
夜の東京を駆け巡る

特に
夜の商売の方を得意として来た。
決して悪くない稼ぎも得られて来た。

それがコロナショックで一変する。

夜の商売も閑古鳥になれば
タクシーに乗る人も減る。
電車に乗る人も減っては、終電後いくら待ってもタクシーには乗らない。

ゼロと言っ

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あるタクシードライバーの場合(2) いわなの郷物語

あるタクシードライバーの場合(2) いわなの郷物語

昨日の続きです。

イワナくてもわかるかもですが、フィクションです。

力が入って2000時弱。

釣れない。

全く
どいつもこいつも
イワナまで!

バカにするな!

イワナキャわからないのか!!!

ああ
取り乱してしまった。

まあ
そういう時もあるかあ。

・・・

「ああ!
 それじゃあ釣れないよ〜」

スタッフらしきおじさんが声をかけて来た。

なんだ唐突に!

「餌がまず大きすぎ。

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あるタクシードライバーの場合 (3) いわなの郷物語

あるタクシードライバーの場合 (3) いわなの郷物語

間が空きましたが、続きです。

1話

2話

なお、イワナくてもわかると思いますが、
フィクションです。

「やけましたよ〜」

おお
塩焼きが焼けた!

いやあ
50分もかかるなんて
時間かけすぎだよ〜

費用対効果
最悪だよなあ・・・

まあ
食べよう。
持ち帰ってもいいんだしね。

ん?

んんん???

んまい!

うまい!

うますぎる〜!

うまいわな!

こんなにうまかったんだあ。

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「楽しかったです」

「楽しかったです」

今日もたくさんの方に来て頂きました。
誠にありがとうございます!

とある真面目そうな少年(中学生くらいかな)に

「楽しかったです」

と言われる。

大げさですが、

涙が出そうになる程

うれしかったあ。

ありがとうございました!

猫・タヌの与太話 いわなの郷物語

猫・タヌの与太話 いわなの郷物語

イワナくてもわかると思いますが、
フィクションです。

続き

タヌが起き出した。

なんだ!

まだ居たの?
全く人間は案外ヒマだにゃあ 笑

タヌは
寝起きはいい。

まだ話を聞きたいのかあ。

いわなの郷だけに
イワナくてもいい話しようかにゃあ〜

こんなニュースがあったんだよ。

いわなの郷も特集してもらった
そうま食べる通信の
相馬市のこと。

女の先生が
例のなんとかウィルスになったそ

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3人の若者 いわなの郷物語

3人の若者 いわなの郷物語

こちらはフィクション。
1000字弱の小話(こばなし)。

ある若者がいわなの郷に来たお話。

若者3人で
いわなの郷にやって来た。

男3人で。

一人は
もう月末で仕事を辞める。

他の二人も
今の仕事には悩みを抱えていた。
本当は辞めたいけど、
じゃあ何をしていいのかも
見出せなかった。

3人の休みがちょうどあったので
いわなの郷へ。 

子供の頃行った
いわなの郷の印象を覚えていた。

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猫・タヌの話 いわなの郷物語

猫・タヌの話 いわなの郷物語

イワナくてもわかると思いますが、
フィクションです。

今回は800字弱。

吾輩は猫である。
名前はまだない
と言いたいが、タヌとつけられてしまった。
もう単純な名前をつけられたものだ。
タヌキに似てるからなんて
全く迷惑な話だ。

でも、ここの人たちも嫌いじゃないから
そんな嫌な顔もしたくない。

いわなの郷に住み着いてもう10年。
人がいない時代もあったけど、
この夏は
ずいぶん人が来た。

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