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Kの向くままにおススメ映画『ペネロピ』ネタバレあらすじ感想日記

こんにちは。コンプレックスが多いKです。今回は『ペネロピ』。一言で表すと「セルフコンパッションの映画」です。



こんな人におススメ  

ハッピーな恋愛映画を観たい人
自己肯定感が低い人
誰と観ても大丈夫!(気まずくならない)


要注意点まとめ  

▲コメディ演出が苦手な人には合わないかも


こんな映画です  

イギリスの名家ウィルハーン家の娘ペネロピは、家の呪いとして言い伝えられていた豚の耳と鼻を持って産まれ育った。呪いを解く方法は、ウィルハーン家のような名家の子息がペネロピに永遠の愛を誓う事であり、母は名家から必死で結婚相手を公募する。


もう少し詳しく  

コメディ要素もあり、アニメのような設定。特にディズニー好きな人には手放しにおススメ!そうじゃない人にも1つの寓話としておススメします。

「名家の子息の永遠の愛」なんて言うと、プリンセスとプリンスのお話かと思うでしょ?その通りなんです!設定だけでなく筋も王道。良いプリンスと悪いプリンスが現れて戦い、最後は呪いが解けてハッピーていうね…
ですがそこにもう一捻り加えて教訓もあるのが良かったポイント。
その教訓とは…
「偏見や差別は元来存在しない。人の心がつくる。」
という事だと思いました。「人の心」の《人》とは勿論自分自身も含まれています。自分を愛する事って大事ですよね、難しいですけどね。


観た後はこんな気分になりました  

新聞記者のレモンや不良娘アニー、売れないピアニストのジョニー、彼らはペネロピの素顔を見ても特別驚かないんですよね、何故かというと彼ら自身も身体的、精神的に大きなコンプレックスを持っており、それが特別な事ではないから。
一方、ボンボンのエドワードは欠点のない完璧な人間(と自分で思っている)、なので他人にも完璧を求めます。

そう考えると、コンプレックスや欠点も含めて自分の事を好きになるってのは重要な事で、そういう人は他人の欠点にも寛容だと思います。欠点がない(と思ってる)人には寛容の大切さが分からない。
エドワードのような完璧な人間なんて誰も友達になりたいとは思わないでしょ?そういう事なんです、コンプレックスも悪くないですよね。


心に残ったセリフ  

ウェンズデー :「誰かが死ぬのを待ってるの、私はビョーキじゃないわ。」

病気じゃないけど異常だろ…あ失礼、違う映画でした。。残念な事に本作『ペネロピ』にはあまり残るセリフがなかった。。
しかし、強烈キャラのウェンズデーから17年くらい。ゴス魔法少女みたいな見た目と雰囲気は全然変わりませんね。
ウェンズデーが懐かしい人にもおススメします。


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