kentaro banana

kentaroと申します。下の句は敬愛するバナナマンさんから拝借いたしました。

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最近の記事

人間讃歌

6時30分、目が覚めた、 早起きが何よりも嫌いな僕が、どうしたことだろう? 旅に出てみたらいいんじゃない? あいにく財布は寂しい。まあ近場でいいのなら… いいところないの? 伊豆とか少し気になっていたかな? 熱海より少し遠くの観光地 いいじゃん、行ってみたい。 洗濯や皿洗い、トイレ掃除を終えて ルンバのスイッチを押す、床掃除は任せた。 8時30分家を出た、 すごい道混んでるね、 エンジン音がなんか変だマフラーかな? 雨が降ってきた、随分厚い雲だね、 前途

    • 春と変化と花粉症

      季節の変わり目はどうしても気が滅入る。 鼻がムズムズする。 梅がもう花を咲かせている。 この季節独特の匂い。 この季節というのはいつでも変化を求めてくる。 入学式、卒業式、入社式、どれもこの時期に執り行われる。 これが夏ならどうだろう、 僕たちとは違う人種はきっと江ノ島のビーチで ジーマの瓶を浜辺に横たわらせながら、 何がしかの洋楽を流し『エモい』と口々に発するだろう。 理由はない、ただ夏なのだ。 では秋ならどうだろう、 僕たちとは違う人種はきっと軽井沢で紅葉が

      • debt

        ずっと好きでした。 成人式以来だから3年ぶりか、 あの時は特に話もしなかったな、東京に住んでいる友達とタバコの煙、燻らせて。 なんで別れたんだっけ? まあ、方向性の違いと言ったところでしょうか? でも、その後すごく険悪になりそのまま卒業して疎遠になっていった。 険悪になったんだっけ?覚えていないなぁ そうか思い出した、文化祭か、 中学3年生の9月頃、体育館は夏の暑さを引きずり蒸し暑い。 窓は全て開放し、空気の循環を促す中で、 文化祭のリハーサルは行われた。 僕たちの役

        • 水鉄砲

          今回の帰省は結構いろんな人に会えた。 高校時代の仲良くしていた友達。 中学の時仲良くしていた友達。 久しぶりに喋る友人も多く本当に楽しかった。 楽しかったのはもちろんだが、 楽しい時間と、その後押し寄せる一抹の不安は対になっている。 「僕はここで、みんなに褒めてもらって大丈夫なのか?」 「ここでばっかり調子乗って、本当は何もできていないのになあ」 そりゃそうだ、それは事実。 「僕にはこの街があっているんじゃないか」 まあ、そうかもね、そうかもしれない 「この街