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中学校の部活は必要なの?

1、僕のスポーツ歴

僕はこれまでテニス、ゴルフ、水泳、野球と様々なスポーツを行なってきました。

僕が特に熱中したテニスに関して記事を書こうと思います。僕は小学2年生から兄の影響でテニスを始めました。入団当初の僕はテニスをやりたいという気持ちは無く、親に無理やり練習に連れて行かされていました。

しかし、テニスを始めてすぐの大会で準優勝と結果を残すことができました。結果が最初に出たことで、好きだからやりたいというよりかは勝つことの喜びを味わうために上手くなりたい、もっと強くなりたいと思うようになり、テニスを9年間続けました。

2、中学生の時にある日突然起こった出来事

試合に勝つたびに周囲の期待やプレッシャーは大きくなり次第にテニスを辞めたいと思うようになりました。僕はこれまで暴言や暴力などの体罰を指導者から多く受けました。

そして中学2年の時、精神的苦痛を感じ始めてからイップスのような症状になり、ボールを相手コートに突然入れられなくなりました。

試合に勝つことは嬉しい、しかしその喜びは2日か3日経てば次第に忘れます。そしてまた次の試合のために汗水垂らして毎日全てを犠牲にしてテニスをやる理由がわからなくなっていました。

そしてテニスを辞め、新たな挑戦として留学をする決断をしました。

3、スポーツをやることの意味とは?

さて本題ですが、スポーツをやる意味とは何でしょうか?

日本のスポーツ社会においては勝利至上主義という文化があり勝つことに意味があるとされているような気がします。

しかし、教育機関において勝つことを指導者が求めるるあまり、選手は精神的苦痛を覚えます。

大学生に聞いたアンケートによると30%の学生がこれまで体罰を受けたという調査結果があります。勝利至上主義の文化が根強くあるために体罰が起こってしまいます。

そのため学生はスポーツに対して良いイメージを持っていない学生も少なくないようです。

では本当のスポーツをやる意味は何でしょうか?次章で留学を通して学んだ僕の自論を書きます。


4、海外のスポーツチームに加入して学んだ事とは?

僕はオーストラリアの野球チームに加入しました。そこでは日本とのスポーツへの捉え方の違いを痛感しました。

オーストラリアでは基本的に選手主体に活動を行います。そして、練習メニューや練習時間は選手で決めます。

指導者はあくまで指示は行わず、サポーターの役割に徹していました。そのため体罰はほぼ無く、生徒は皆楽しそうにスポーツを行なっていました。

更にオーストラリアでは部活を単位として認められている学校もあります。そのためスポーツを上達したい学生は思う存分スポーツを行うことができ、スポーツ技術の向上を行うことができる環境があります。

5、まとめ

教育機関において部活や授業を含め、スポーツは楽しむためにあるのではないでしょうか?

まずはスポーツを楽しむことから始めることで勝利は後についてくるものだと思います。

日本でも勝利至上主義文化からスポーツを楽しむことにシフトしていく未来が来てほしい。

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