前職のメンバーと、久しぶりに話をした。
退職前の１ヶ月くらいに引き継ぎをした彼。
ちょうど一年になる。

当時、私も彼もそれぞれに思い悩んでいて、
でもなんとか前に進もうと必死で。
まさに”川の真ん中で立てない立てない”状態だった。

仕事での、いわゆる後輩は初めてだったから、
何をどう引き継ぐことが
チームと彼の未来につながるのか
考えても考えても正解がなくて。

一人と「向き合う」ことの重みを体感した。

お互いに共通していることは、
気持ちの起伏が大きいこと。

一年たって新卒３年目になった彼に、
私なりに伝えられることあるかなあと思っていたら
逆にたくさん気づかせてもらう時間だった。

「自分なりに、こうしてみたんです」
「こういうのも、悪くないなと思って」
「今は、”貢献の仕方”について考えています」

率直に、すごいなあと思った。
一年でこんなにも人は成長するんだ。

そして、その周りには
前職のあたたかいメンバーたちが
ちゃんとそばにいたことも感じられた。
嬉しかった。

ふと、二人して言った
「この会社を選んだことは間違っていなかったと思う」
やっぱり今も、仲間だなあとおもった。

暗過ぎて笑えることは、たくさんある。
誰かから見たら、
今の私の状況は笑えないのかもしれない。

でも、眼鏡はきっとあるから。
誰かと必死にもがいた時を経て、
自分で見つけられるから。

ありがとう。一年後をたのしみに。