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不安な気持ちから今すぐ脱出!|マイナスの物語を紡がず、イマココに集中

私は、人一倍不安が大きい

まず「死への不安」がある。

ただ、人類が死ぬ確率は今のところ100%で確実な話。

となると死は「不安」と言うより「恐怖」なのかな?

……そんな不安でいっぱいの私が、不安感を減らすために最近実践していることを紹介してみる。

※ 3月3日(日)にタスクシュート交流会のLT(ライトニングトーク)で話したことと、ほぼ同じ内容

~したらどうしよう? という不安

不安感が強い人は、「~したらどうしよう」とよく思うはず。

私は、地震や災害への不安も大きい。

耳が無駄に良いせいなのか、震度1でも毎度のように感知してしまい、子どもからは
「緊急地震速報とか正直要らないよね……ママがいれば絶対分かるw」
と言われている。

子どもの頃、震度2くらいの比較的小さな地震なのに、布団を被って自室からリビングに走ってきた私に
「何?どうしたの?」
と家族はびっくりし、私の行動でようやく地震に気づいた……というエピソードも。

要は、超絶ビビりなんだと思う。


基本的にはミニマリスト傾向にあるけれど、備蓄が一定数あるから完全なミニマリストではないのかも。
(でもまぁ、ミニマリストの定義なんて別に無いのだけど)

世界最大級の巨大火山・アメリカのイエローストーン噴火まで想像し、大いに不安になった経験もある。

「富士山が噴火したらどうしよう?」
「もし鬼界カルデラが噴火したら、関東にも影響するのかな?」
「一体どれだけ備蓄しておけばいいの?」
……みたいに。

これって正直考え始めたらキリがない話で、まさに杞憂の故事のようだ。

杞憂(きゆう)

過度で無用な心配、不安。取り越し苦労。

中国古代の杞の人が「天が崩れ落ちてきはしないか」と心配したという、中国の古典『列子 天瑞篇』の故事に由来する。


マイナスの物語を紡いでしまう

産後は、我が子の体調が最も大きな不安要因になった。

特に上の子が病気がちだった1年間は、どこまで続くのか見えない長いトンネルのようで。

小児科でうまく説明できるように、発熱時には体温を折れ線グラフにしていた。

昨日が体温何度、今日は何度……
どうしても勝手に3つ目を予想してしまっていた。それも、大抵は悪いほうに。

人は点と点を勝手に繋いでしまうし、点が3つあれば顔を作ってしまう。単語がいくつかあれば、くっつけて文章をも作る。

ベストセラー『サピエンス全史』にもあるが、人類は物語を紡ぐことで巨大な社会を作り、文化を発展させてきた。

言うなれば、大昔から自然とやっている
「ホモ・サピエンスならではの強み」
と言えるだろう。

でも、それが時には「悪いように使われる」というか……

自分を貶めたり自信をなくしたりする原因にもなってしまう。

「マイナスの物語を紡ぐ」
ことには、悪影響もあるのだ。


タスクがどんどん重くなる理由

マイナスの物語作りは、タスクを行う時にも起こりがち。

「ダメだ、私は本当にできないなぁ」
「きっと次回も上手く行かない気がする」
などと、勝手に悪い方向に考えてしまうのだ。

軽やかなステップで次々と取り組むのではなく
「あー、これか……難しいんだよな、何度も先送りした」
「今日も無理かも、やるのやめておく?」
「ゆっくり時間がある時にやろうか、挫折したくないし」
と考えることで、徐々にタスクが重くなる。

小さかったはずのタスクがどんどん大きく強くなり、果てにはラスボス化

例えるなら……
郵便物を毎日少しずつ片付けていれば溜まらないのに、3ヶ月溜めてしまって山になる。
そんなイメージ。

じゃあ、どうしたらいいの?

不安な気持ちから脱出するために大事なことって、何だろう?

……1番簡単なのは「イマココ」への集中

先のことはとりあえず置いておいて、とにかく今を見る。

今目の前にあるタスクだけにいったん集中すると、不安は減る。


でも結局、先のことは予測しても意味がないんだよね……

この前も実感したばかり。

先日、とあるお客さんを訪問する仕事があって。

前々日からの子どものちょっとした体調不良に対して、念のため学校を休ませた。

「さぁ当日!」
と思ったら、急にお客さんが体調を崩してキャンセル。

いったい何のために学校休ませたんだ?……という事態に。

こういうの、意外と「あるある」の話。

本当に、1日先の未来だってなかなか予測がつかないものなのだ。


一寸先は……?

一寸先は闇。いや、光かもしれない。

良くも悪くも、先はわからないもの。



1年後の予測、10年後の予測、……最近はこだわっていない。

目標を掲げたり「こうなっていたい」と思うこと自体を否定しないが、正直あまり意味があるとは思えない。

やりたければやってもいいし、他人のことに口出しはしないけど。

タスクシュートは「今日」にフォーカスするメソッドだ。

タスクシュートクラウドなら「今のセクションだけ」を見る設定にすることも可能。

※タスクシュートとは
新刊『先送り0』で紹介されている時間管理メソッドのこと

イマココへの集中がしづらい人は、ぜひタスクシュートを試してみてほしい。


まとめ

今ここの楽しさや平穏な気持ちを大事にして、その日その日で生きて行くのが良いのでは?
……と、最近よく思う。


明日になったら、
具合が悪くなってるかもだし
死んでるかもしれない。
嬉しい依頼が来るかもしれないし、
素晴らしいお声がけがあるかもしれない。

そんなの、誰にも分からないから。

「人生は1日1日の積み重ね」
の意味が、ようやく最近わかった気がする。

……本当にその通りで。

「今日満足」がずっと続けば多分「人生満足」じゃん?と気づいたのだ。


日常はつまらなくなんかない。旅しなくても優秀じゃなくても成功しなくても、こんなに人生は輝いている

タスクシュートにハマってから、竹内まりやさんの名曲『毎日がスペシャル』の歌詞がすごく響くようになった。

「何でもない1日が 実はすごく大切」
……だなぁと。


タスクシュートで素晴らしい "イマココ体験" をしよう!

……それが、私なりの「不安を少なくする方法」だ。


私の使うメインツールは、タスクシュートクラウド。

無料で使えるので、ぜひお気軽に!


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