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いろんないろんなrecipe
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デトックスと、遊び心。

デトックスと、遊び心。

山も好きだけれど、何種類かの花粉による花粉症と、蚊となめくじのようなニョロっとした生き物が怖くて、少々落ち着かない。鳥は大好きなので、鼻をすすりながらでも、鳥には挨拶をしたいけれど。

その点海はいい。いくらでも眺めていられるし、蚊も、あまり気にしなくていい。(ブヨはいる。怖い。)トンビも、浮かれてサンドイッチなどを食べたりしなければほぼ無害だし(カラスと頭上で魚を取り合う空中戦は迷惑)髪はバサバ

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笑顔の生み方

笑顔の生み方

K.K.をゲストにお招きさせていただいた、配信ライブ『recipeの仕込み』が本日終了しました。楽しんでくださった方、ありがとうございました。

昨年のツアーの中止への思いは、もうすでに公式のホームページなど、色々と綴らせていただいていますが、今回一つ、recipeというテーマで引き継げたことで、一歩進めた気がしました。応援してくださる方のおかげです。

今回、K.K. にゲスト出演してもらったの

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【コラボ記事:後編】シンガーソングライター3人がオンラインとオフラインで考える「音楽のこれから」談議。

【コラボ記事:後編】シンガーソングライター3人がオンラインとオフラインで考える「音楽のこれから」談議。

7月10日にアコースティック生配信ライブを行うにあたり、ゲスト出演の依頼を K.K. にさせてもらったところから、この対談記事のアイディアは始まった。

今回の配信ライブは「recipeの仕込み」と題した。少し勇気や元気が欲しい、ちょっと心細い、そんな時に開きたくなるような、レシピ本をイメージしてライブを制作している。そこにはヘンテコなHow toや、誰かの哲学、秘密の材料で作られたあったかい飲み

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声の響き。

声の響き。

独立一年目。アルバムの制作に、携わってくれた、プロデューサーの髙橋良一さんに、アルバム制作のために音源を聴いてもらった時に言われた言葉がある。

「雰囲気で歌っちゃいけないよ。」

「君の好きな大貫妙子もカレン・カーペンターも、ただ優しく歌ってるんじゃないんだ。ある側面だけを聞いてはいけないんだよ。もっともっと、たくさん声を出して。」

この言葉がこの後2、3年の間自分の歌の成長を支えてくれた。

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【コラボ記事:前篇】シンガーソングライター3人が感じたこの1年の変化と生活、そして現在地。

【コラボ記事:前篇】シンガーソングライター3人が感じたこの1年の変化と生活、そして現在地。

7月10日にアコースティック生配信ライブを行うにあたり、ゲスト出演の依頼を K.K. にさせてもらったところから、この対談記事のアイディアは始まった。

今回の配信ライブは「recipeの仕込み」と題した。少し勇気や元気が欲しい、ちょっと心細い、そんな時に開きたくなるような、レシピ本をイメージしてライブを制作している。そこにはヘンテコなHow toや、誰かの哲学、秘密の材料で作られたあったかい飲み

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服で変わる明日の生き方

服で変わる明日の生き方

断捨離生活を終えて、久しぶりにHAKUiに行った。下北沢にある古着屋さん。まともに服を買うのは相当久しぶりな気がする。

町田にお店があった頃、18、19歳頃からお世話になって、お店が去年下北沢に移ってからもまた、大事な用事の前には顔を出している。

HAKUiの伯井さんが提供するのは服だけど、そこに宿った物語。そして、着る人の生き方を少し上向きさせてくれるような、提案。

そこには、よくあるよう

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正しさの中だけで生きようとしない。

正しさの中だけで生きようとしない。

最近ひしひしと感じている。

自分の中の正しさで人を計らないことも同じように大事にしたい。

ないものに向かっていくことの怖さから逃げるために、正しさを求めてしまうのだな、と時々思う。

正しさも正解もなく、自分の道をただただ行くだけだということを、今は大事にしていたい。

ないものに向かう準備が、少しずつだけどできてきている気がする。

もう向かう先なにもない覚悟で。ただやる。

古いものを受け継ぐ

古いものを受け継ぐ

昨日見つけたライティングデスクを引き取りに行った。

コンパクトだけれど、細かな収納ができる引き出し4つと、文具やノートをしまえる大きめの引き出し2つがある。机を引き出して広くしたり、カバーを閉めることもできる。

意外と文具の収納ってめんどくさいよね。小さくて細かくて。無くすし。

こんな感じ。

音楽制作用にはコンパクトに機材まとめたラックでも作って、midiキーボードとかさっと配線できるよう

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愛した服の手放し方

愛した服の手放し方

リバティ柄のワンピースを、手放すかどうか迷っていた。

着て、化粧をし終えてからもイマイチピンとこなかった。

それでも作業のために、カフェにいくのに着て、帰りに服屋に立ち寄った際に、全く違うタイプの服を鏡の前で当てた時、素直に、今きているワンピースは手放そう、と思うことができた。

時が経ったんだなと素直に思った。

些細なきっかけ一つで、スパッと決められたり見えてしまうようなものがあるんだなあ

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猫は身勝手かどうか

猫は身勝手かどうか

猫を撫でていたら、数秒後に無視された。という呟きをしたら、「猫は身勝手だからね」「猫はみんなのことが嫌いだからね」とコメントがついたことがある。これは、Twitterではないのだけど。

そうかしら?と思ったりした。

今日、実家で、猫が庭に出た時にトカゲを捕まえてきた話を聞いた。

かなり自慢げに獲物をお披露目されたが、トカゲは連れて来られた際にはまだ生きていて、うっかり部屋の中で放たれてしまっ

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洗い立てのデニムで砂に座る

洗い立てのデニムで砂に座る

洗い立てのデニムで砂浜に座った。

リュックを枕に寝転んで、空を見上げてると、面と空に向き合って、視界が空でいっぱいになる。迫ってくるというか、浮いてしまうというか。

見上げるだけでは感じられない不思議な高揚感がある。

もう少し、もう少し、と思っているうちに風が強くなって、砂だらけになって帰る。

作業合間の散歩。風の中の情報をもらったり、ちゃんと季節を感じたり、積み重なってきっと自分になって

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凪を得るか波に乗るか

凪を得るか波に乗るか

最近、心との向き合い方について、メディテーションを通じて考察している。

今日は、ノーティングというメディテーションの方法を知った。

雑念の観察、のような感じ。(気になるかたは調べて観てください。)

私はネットフリックスのこちらを見てます。別の方のnoteに詳しく書いてあります。

自分の雑念と根気よく向き合い、観察し、自認し、心や体の変化を感じる、を繰り返す。

海を見ていると「凪」は良いな

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海ですごす時間をなにに使うか

海ですごす時間をなにに使うか

去年あたりからたくさん、空や海の写真を撮ってきた。

一枚ではただの写真だけど、撮り続けることで、空の色が日々こんなにも豊かに変化していることを感じられた。混沌の日々の中にも、その変化を感じて、去年の今頃は救われてた。空や海そのものもそうだけど、光が生み出した色彩のリフレクションの美しさにいつもため息をついている。抗うことなく、自然は一斉に染まって溶け込んでゆく。きっと、人はあんなに染まってない。

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「明日でも良いこと」を明日へ送る

「明日でも良いこと」を明日へ送る

明日でも良いようなことほど、つい優先したくなってしまう。

体力があまっている時、頭が冴えている時ほどそうなる。

あれを買いに行こうとか、あれを直しておこうとか。少なくとも、今日の自分にとっては、いいんだ。それは今日じゃなくても。今日なくても困らないし、明日だってなくてもさほど困らないんだ。あるに越したことないだけで。

明日でも良いことは、明日へ送ってしまおう。ぎゅっと、目を閉じて、おしまい。

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