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今日の一曲~タイツ/ハロウィン編。

 ハロウィンというイベントの存在をはっきりと認識したのは、留学生の方が予告もなく訪れた先で不幸にして亡くなった事件があってからだと思います。
が、そんな風にあまりいい印象がなかったイベントを一変させたのが、タイツの「ハロウィン」でしたね。

・タイツ「ハロウィン」from best album 『 GIRLIC REPLICA』(EGD-19/BRIDGE)

 この曲の初出はタイツの1989年発売のアルバム『RADIO DELICATESSEN』でした。
この当時のタイツのメンバーはヴォーカルに一色進さん、ベースに光永巌さん、ドラムスに泉水敏郎さん、ギターに宮崎裕二さん、サポートのキーボードで、アルバムの共同プロデューサーでもあるライオン・メリーさんという顔ぶれでした。
光永さんとメリーさんはメトロファルス、泉水さんはヤプーズ、宮崎さんはスクリーン~モーメンツでも活動していたので、メンバーが揃うのも大変だったらしいのです。

 アルバム発売前にインクスティック芝浦でタイツのライヴ(イベント「おはつ、に」)で見てますが、泉水さんが他のレコーディングで欠席して、代わりのドラマーは元メンバーだった浜田康史さんでしたね。
ゲストはメトロファルスの伊藤ヨタロウさんで、アンコールでこの曲に参加したのをはっきり覚えてます。

 元々、この曲は一色さんがタイツ結成前にやっていたバンド、ナイジェル時代からやっていた曲なので、タイツのライヴでも頻繁に演奏された曲なのでした。
で、アルバムに収録されたヴァージョンでは一色さんのシネマ時代の盟友である松尾清憲さんと鈴木さえ子さんがヴォーカルで参加しています。
アルバム発売前にメトロ・サウンドについての情報が充実していた「IND'S」にレコーディングの模様が掲載されたことがあって、期待を膨らませた記憶がありますね。

 ちなみに松尾さんとさえ子さんが参加する形で『GIRLIC REPLICA』や『RADIO DELICATESSEN』(CD2枚組でアナログ盤とのデラックス・エディション)が発売された際、演奏されていますね。

 このライヴ映像は先ほど述べた形で『RADIO DELICATESSEN』が再発された時の発売記念ライヴの時ですね。
ちなみにキーボードはタイツのメンバーだった松田信男さんで、この日メリーさんはゲストという形で数曲に参加する形でした。

 この曲は以前、ハロウィン近辺にお昼の人気番組「笑っていいとも!」のゲームコーナーで一週間使われて、タイツやジャック達ファンを驚かせたことがあるんですよね。

 またまたハロウィン絡みで悲しい出来事がありましたが、この曲を自宅(など)で聴いて楽しく過ごしてもらえたら嬉しいです。

 それではまたー。

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