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杉真理/Key Station~隠れ名曲、名演コレクション。

 昨日、川原伸司さんの名前を出したのと、『ナイアガラ・トライアングル VOL.2』が再発されたばかりだし、3月14日が杉真理さんの誕生日だったと3つも理由が重なったので、今日は杉さんの作品を取り上げます。

 杉さんのファンが割と昔から周りに多くて、どの曲にするか迷いに迷ってしまいました。。
川原伸司さんの名前が出たということで、大好きな「Don't stop the music」にするかと思って、某動画共有サイトで色々漁っていたら、この曲のP.V.が見つかったのと、「ミュージック・ステディ」別冊の「FILE」がこの曲にインスパイアされたものだったとか思い出してしまったので、この曲にしました。
我ながら相変わらず前置きが長いな。。

・杉真理『SYMPHONY #10』(32DH237&SRCL1836/CBSソニー&ソニーミュージック)
杉真理「Key Station」収録。画像をタップすると、「Key Station」のP.V.を見ることができます。

 アルバム『SYMPHONY #10』には杉さんのラジオ番組のテーマ曲に使われていたり、BOXの初期のライヴでも演奏されていた「アニーよ目をさませ!」という曲も好きなんですよねー。という感じで、杉さんのアルバムには必ず嵌まってしまう曲が入っていたのでした。

・「ミュージック・ステディ 1985年7月号」(ステディ出版)
杉真理徹底研究、細野晴臣・大滝詠一対談、佐野元春、村松邦男、浜田省吾、新田一郎インタビュー掲載。

 リアルタイムで『SYMPHONY #10』のレビューと杉さんの徹底研究が掲載されたのがこの号でして、他にも細野さんと大滝さんの対談、佐野さん、村松さんに浜田省吾さん、そして新田一郎さんのインタビューが掲載されている「ミュージック・ステディ」最後(?)の傑作号ではないでしょうか。
ちなみに名物連載の「日本音楽全史」はゴダイゴ(!)で市川清師さんが書いているのもすごいですね。
そうか。この時期にゴダイゴ解散したんだ。。

 「Key Station」に話を戻すと、歌詞にアーティストの具体名が出てくるのが不思議な気持ちだったなと当初思ったけど、登場してくる方々が肯定的に語っているから、やっぱりこれでいいんだ!と思い直した私。
で、後に出会った鈴木ダイスケさんはこの曲から、自ら創刊した雑誌の名前をいただいたという記憶があります。
その雑誌というかその前からやっていたフリーマガジンの「アンダウン」の読者だったので、何か一緒にやりたいなと思っていたのでした(実際、手紙を書いてます)。

 結局は一回イベントにちょろっと出ていただいただけでしたが、ダイスケさんは常に意識している存在かもしれませんね。

 そして、現在SNSをそれなりに利用していると、杉真理さんを好きな人がいっぱいいるんですよ。
杉さんを好きという価値観の共有は結構大事だと私は思っていて、多分他の方々もそうなんじゃないかな?と思っているのです。違ったゴメンねゴメンね。

・ミュージック・ステディ別冊 Vol.5「FILE」(ステディ出版)
佐野元春、浜田省吾、杉真理、伊藤銀次のMUSICIAN FILE・徹底研究をまとめたもの。

 この「FILE」の杉さんのインタビューが素晴らしくてつい読んでしまうのですが、杉さんが過去に関わった方々だけではなく(勿論、それらのエピソードもメチャクチャ素敵ですが)、松尾清憲さんやエコーズについてもっと聴いてほしいと触れているんですねぇ。
ここは大事ですよー。試験には多分出ませんが。

 今はもうフィジカルの時代ではないにしても、もうちょっと杉さんの作品について何とかしてほしいと思うのでした。
難しいのはわかってますが、ひとつお願いします。

 明日はこの流れで日本のスーパー・バンドについて触れるか、グラビア誌を席巻した人の曲にするか、迷ってます。あくまで予定ですけど。

 ではまたー。


 

  

 

 

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