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読書日記~ヤマシタトモコ「違国日記 11」

 ヤマシタトモコさんの作品は私にとって大切な部分にあったのですが、この「違国日記」は特別な作品になってしまったのでした。
ちょっとヘビィな事柄が原因なので、ちょっとフィクションも交えて書くことにしますか。
じゃ、行ってみよー。

・ヤマシタトモコ「違国日記 11」(祥伝社)

 この作品、連載が始まった頃はまたアパートで一人暮らししていましたね。
や、連載が始まるどころか単行本の初期は行き着けの書店さまで買った記憶があります。

 元々ヤマシタトモコさんの作品が好きで、単行本もほとんどの作品を買ってましたね。
ある種の作品は決して買いませんでしたが。。

 この作品がまず私に響いた理由がお世辞にも仲がいいとは言えない姉妹がとある事件で関係が変化せざるを得なかったことから始まります。
私にもほぼ没交渉の身内がいたのでしたが、三年半前に事故で喪ってしまったんですね。

 この作品が頭にあったので、あまりにも共通する部分に関しては苦笑いするしかなかったわけです。。
まー、若くてかわいい姪を引き取るとかはなくて、年老いた身内の面倒をみることになったのが、最大の相違点でしたが。。

 登場人物と自分を重ね合わせるというより、ひたすら狭い世界で生きていくしかない絶望感の中で過ごす毎日だったので、亡くなった者の閉塞感や絶望感を引き継ぎながら生きていくしかないとかなんとが延々とかんがえていたわけでした。
それは現在でも解消されていない感情なわけですが。。
「違国日記」に触れてから、上手く言えませんが、そんな感情が続いています。

 でも、ここ数巻の「違国日記」は全部オッケーではなく、なぜこうなる?という部分もあったのでした。あまり細かくは書けませんが。。

 えーと、近いうちに全巻まとめて読み返したいと考えております。それで書きたくなったらまた書きます。そんな感じです。

 ではまたー。
 

 

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