見出し画像

獲物の分け前~「アントニオ猪木とは何だったのか」


 中高生の頃、そこそこプロレスファン、しかも新日本プロレスファンだったので、アントニオ猪木関連本をついつい買っていました。
三年半前、実家に戻って、アントニオ猪木「燃えよ闘魂」などがコンディションは悪いもののしっかり残っていることに驚きましたね。
月刊誌時代の「プロレス」や「デラックスプロレス」も出てきて、ついつい読んでしまったりも。。
アントニオ猪木本買うのはそれ以来だから、40年以上ぶりになってしまうのか?
じゃ、行ってみよー。

・「アントニオ猪木とは何だったのか」(集英社新書)

 この本を買ったのは水道橋博士と吉田豪さんの名前があったからで、間違いなくターザン山本さんや夢枕獏さんではないんです。
ここ数年はプロレスの会場に行くことはなくなったし、週刊プロレスを立ち読みすることもなくなりました。
プロレスとの接点は新日の地上波やノアや全日のYouTubeを軽く見る程度だし、そんな私が現在のプロレスを語るのは違うんですよねー、残念ながら。

 ただ、アントニオ猪木の闘病番組はできるだけチェックしていて、とにかく回復してほしいとは考えていました。

 あ、例外としては柳澤健さん「1976年のアントニオ猪木」がありましたね。
あの本はメチャクチャ真剣に読みましたよ。柳澤さんのジャイアント馬場、クラッシュギャルズの本も同様です。
プロレス本というよりも、柳澤さんの著作のノンフィクション本はついつい手に取っていた時期もあったということです。

 このところ水道橋博士の配信をチェックしていると、かつてプロレス者だった(現役な?)らしき方々がいて、そのコメントを注視しています。
それはともかく、アントニオ猪木のフィニッシュホールドで印象派に残っている技は?ということを延々と考えています。
私の世代だと延髄斬りという方が多いのかな?
個人的にはあまり延髄斬りって好きじゃなくて、バックドロップが好きなんですよ。
もちろんジャーマンは別格ですけど。

 アントニオ猪木に対する思い入れの違いでこの本はかなり興味深くなってます。
個人的には香山リカさんの全日ファンの視点が語り口も含めて好きです。

 ではまたー。

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?