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獲物の分け前〜2024年初収穫

 2024年になりまして、初の収穫はピチカート・ファイヴの『カップルズ』と『ベリッシマ』の某大手通販サイトでのまとめ買いになりました。
それぞれ単独で出品されていたものがありまして、よく見たら出品者が一緒だったので、初めてまとめ買い依頼をしたわけなんです。
割とすぐに了承されて、あっさり購入へと至ったわけなんです。
じゃ、行ってみよー。

・ピチカート・ファイヴ『カップルズ』MHCL 30392/ソニーミュージック)

 このアルバム、リアルタイムで購入しました。
その理由はよくピチカートを取り上げていた雑誌「TECHII」を毎月購読していて、メンバーの小西康陽さんの連載ページがとにかく好きだったんですよね。
「THE BEST OF GREATEST HITS」というコラムで取り上げるアルバムやシングルは必ずしもCD化されていたわけではなかったけど、毎月楽しみに読んでいました。
ロジャー・ニコルズやバート・バカラック、筒美京平さんが同一線上にあって、更に深く関係していることを知った記憶があります。
暗く狭く汚い部屋の中でCDラジカセから流れる『カップルズ』は似合わないと思いながら、一人寂しく聴いていましたね。

・ピチカート・ファイヴ『ベリッシマ』(MHCL 30393/ソニーミュージック)

 このアルバムもよく聴きましたねー。
アナログ盤は買わなかったけど、発売日にCDを買っています。
雑誌「TECHII」の表紙、そして小西康陽さんのインタビューが掲載されて、夢中になって読みました。
田島貴男さんはネオGSのレッド・カーテン〜オリジナル・ラヴのメンバーでもありましたから知ってました。
当時、私がアルバイトをしていたデパートの社員さんでワウワウヒッピーズに近いところにいた人がいて、ライヴで会って気まずい思いしたこと思い出したり。恥ずかしい。
確かピチカートのライヴにはこのアルバム辺りから通い始めたのでした。
ゲストに近田春夫さんや戸川京子さんに伊集加代子さんが出演してドキドキしながら観てましたね。
ピチカートとオリジナル・ラヴの2マンをインクスティック芝浦ファクトリーに行った時は整理番号が一桁だったから最前列で観てます。
あれって40年近く昔になるのかー。すっかりお爺さんに私もなってしまうわけです。

 何度も何度も再発盤買ってますが、今回はライナーにカジヒデキさんと西寺郷太さん(ノーナ・リーヴス)が書いてるのが嬉しいです。
特に西寺さんは水道橋博士の日記や配信に登場してきますからね。
CDのクレジットを見たら2016年発売なんですね。そんなに昔なのか。。
高浪敬太郎(慶太郎)さんがやっていたarcorhymeの追っかけを私がしていたのは更に前のことになりますから、とんでもない昔のことになりますね。

 リアルタイムのことやそれからかなり時間が経ってからのことが割とハッキリ記憶に残っていますし、読み込み過ぎてボロボロになった雑誌も残っています。
リマスタリングでクリアになったCDとキレイなジャケットや歌詞カードを眺めるとちょっと複雑な思いがしてしまうのでした。
ピチカート・ファイヴ、サンキュー。

 ではまたー。

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