tranquilo_2017

プロレスのチカラを大想像で発信するインスタライバー。夢は実況席で解説 すること。 「プ…

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プロレスのチカラを大想像で発信するインスタライバー。夢は実況席で解説 すること。 「プロレストークライブ」 毎週金曜夜9時から生配信。

最近の記事

この怪物まさに制御不能

時は、2023年5月3日。 衝撃は、新日本プロレス ”レスリングどんたく2023” のメインイベント終了後に起きた。 メインイベントの激闘が覚めぬうち、場内が暗点と化し、謎のVTRが流れ出す。 約2か月に亘り、ファンを煽ってきた "襲来" "破壊" "怪物" "危険" の映像。 そこに映し出された "福岡国際センター" の文字。 遂に、現れるのか?! 入場ゲートに映るシルエットのバックには、”YOTA TSUJI” と。 怪物の正体は、辻陽太。 頭に被ったフードから見

    • 東京竜巻注意報

      東京ドームに吹いた、一陣の風。 イギリスに吹き荒れた “竜巻" は、10年という、長い歳月をかけて、今、東京に出現した。 "TOKYO TORNADO" 。 そう名付けられた、ジュニアヘビー級の、王者対決は、観る者の想像を掻き立てる、秘められたドラマがあった。 "過去はない" AMAKUSAに対し、高橋ヒロムは、"剣舞" のマスクを持って、リングイン。 歩み寄って額を合わせる。 再び離れ、ゴングが鳴る! だが、互いのコーナーで動こうとしない。 そして、"阿吽の呼吸" で、互

      • 逆転の向う側

        “逆転の内藤哲也”。 それは、起死回生への確信と覚悟の言葉。 まさに、内藤哲也のレスラー人生を表わしている。 新日本プロレスのV字回復の立役者、“ACE” 棚橋弘至を継ぐ、次代のエース候補として、有望視されていた内藤。 しかし、まさかの、レインメーカーショック。 エースの座を、オカダ・カズチカに奪われた。 “30歳までに、IWGPヘビー級チャンピオンになる!”。 その目標までも、オカダに阻まれた。 2014年8月、G1クライマックス初制覇。 「新日本の主役は、俺だ!」

        • スーパーノヴァ・ショック

          今から3年前、コロナ禍の無観客のリングで、清宮海斗は叫んだ。 「レインメーカーを体感したい!」 その2年後の、2022年1月8日、横浜アリーナ。 新日本プロレス vs プロレスリング・ノアの全面対抗戦のメインイベント。 棚橋弘至、オカダ・カズチカ vs 清宮海斗、武藤敬司のカードが実現した。 若い清宮海斗にのしかかる、期待と重圧。 清宮が体感したレインメーカーは、あまりにも大きかった。 ”スーパーノヴァ” のプロレスが、IWGP世界ヘビー級王者に通じない。 圧倒的な力の

        この怪物まさに制御不能

          時は来た!

          止まっていた時計の針が、突然動きだした。 対金剛の大原はじめとの一戦に勝利し、バックステージで、コメントする高橋ヒロムの前に、男は現れた。 「我の名は、AMAKUSA。我との1対1の果し合い。受けては頂けないであろうか?」。 突然の対戦要求を、目を閉じて聞いていたヒロム。 その声に、懐かしさを感じながら、何のためらいもなく、 「断る理由はありません。1対1で、やりましょうか、AMAKUSA選手。IWGPジュニアヘビー級王者の強さ、見せてあげますよ」 AMAKUSAのG

          時は来た!

          最高決定戦

          2月21日、武藤敬司引退試合 プロレス “ラスト” LOVE~ HOLD OUT~で、禁断の扉が開かれる。 AJPW vs NOAHと銘打たれた6人タッグマッチで、宮原健斗と中嶋勝彦が激突する。 二人は、佐々木健介が設立した、健介オフィスの出身。 先輩・勝彦と、後輩・健斗は、合宿所では相部屋で、切磋琢磨しながら、練習の鬼・佐々木健介のもとで、プロレスラー・デビューする。 まず、いち早く、健介ファミリーから飛び出したのは、宮原健斗だった。 全日本プロレスのヒールユニット・V

          最高決定戦