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哀れなライター(掌編小説)

彗星です。今回のは120字ぐらいの掌編小説です。



私は一緒懸命、新聞を書いている。時々周りの人が「おい、何書いているんだ。ふざけてないでさっさと仕事しろ」と言うけれど、しっかりと仕事している。
100回もそう言われた時、私はついに言った。

「アラビア語で新聞を書いているだけだから、邪魔するな!」

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