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ちゅっ♡生き辛くてごめん♡


前回、前々回と"幸せ"とは何かと考えるnoteを書いて、このテーマでは一旦最後。
「精神科医が見つけた3つの幸福」という本をベースに脳内物質から幸せの種類、また幸せになる手段というのを考えていきたいなぁと。
amazon audibleという音声で本を聴くサービスを初めて利用しこの著書を聴くに至りました。
(その後図書館で借りて直接読んだりもしたけど)
音声で聴くというのはあまりない経験で
1.2倍速程で問題なく視聴は出来ていたのですが
通勤電車とかでSNSを見ながら聴くと
気が散るし情報としては入れにくかったです。
散歩や単純作業をしつつ聴くのが良いなとは思うので今度試してみようかな。

こちらの本自体は
「ドーパミン」「オキシトシン」「セロトニン」
という3つの脳内幸福物質についての説明と
その性質から見て幸福の優先順位や手段を考える
というもので非常に興味深いものでした。
(納得いかねぇというか文句言いたい部分もあるのですがそれは後述)
三角形構造で成り立っており
一番下の土台部分が「セロトニン」。
健康や安らぎから摂取が出来ます。
真ん中が「オキシトシン」。
人との繋がりによって得られるものです。
一番上が「ドーパミン」。
何かを得た時、強い刺激や成功体験から由来するものです。

三角形の構造からわかるように
「セロトニン」がもっとも優先すべきもので健康第一!逆に一番優先順位の低いのが「ドーパミン」でこれは依存性や中毒性もある為気をつけるべきというのが本著の主張でした。
わかりやすく明文化されていて非常に良いなと思います。
「ドーパミン」という名は他の2つに比べ
多くの人にも認知され身近なものでしょう。
(スポーツ等の勝負事してる人ならより身近そう)
モチベーション、やる気の原動力でもあるし
色々な成功体験などからも得られます。
ただ良いものばかりでなく。
アルコール、喫煙、セックス、人間関係依存
カフェイン、ギャンブル、買い物etc…...。
多くの刺激物とも距離を近くしています。
刺激物と比べ成功体験から得られるドーパミンにしても健康や人との繋がりといった他の幸福物質を蔑ろにする事で心身の健康に害を及ぼす事に
指摘がされています。

人間関係が「ドーパミン」と「オキシトシン」の両方にあるのが
気をつけるべき所だと思います。
後者は親切や優しさから得られるものです。
「ドーパミン」「オキシトシン」の
両者で違うのは刺激のあるなしで
刺激的な人間関係は相手を自分の快楽の
手段として捉える行為だと僕は思います。
哲学者のカントも「他者を手段とするな、目的とせよ」
みたいな事を言っていましたが他人を消費する活動は
自己中心的で持続性に欠けているかもしれません。

僕自身かなりのドーパミン中毒だと自負しています。
酒も煙草も女も大好きだし
マジシャンの仕事でスポットライトを浴びて
拍手を浴びている瞬間なんかも
ドーパミンがドッパドパです。
自己肯定感が嫌でも満たされる拍手喝采
これも摂取し過ぎると何だか歪んでしまうのではと感じたりもします。
ドーパミン中毒に関しては色々思うことがあったり最近色々と行動をしてる事があるので
また別でnoteに書こうと思います。

じゃあ心身の健康にそもそも問題があって
「セロトニン」分泌に問題のある人は
どうすればいいの?というのは当然出る疑問だと思うのですが病院に行け、精神疾患者は主治医を信じてちゃんと薬飲めといった感じの主張でした。いやまぁ著者は精神科医なんだからそう言うんだろうがなんか納得いかなかったり。
医者に依らない方法についても書いてほしかったなと。
僕自身はよく鳥貴族の事をメンクリと称して
メンクリ来た!とよくつぶやいているものの
特定の疾患を持っている訳ではありません。
(上記のようなつぶやきを繰り返してたら本当にメンクリによく通っていると勘違いされたし、鳥貴族に悪いから真似はしない方がよい)
しかし周囲には病んでいる人も多く
また仕事の環境的に関わる事もあるので
興味を抱いておりました。
「セロトニン」が無いなら「オキシトシン」を
接種すればいいじゃないのいう事を考えていました。
自身の健康状態から来る不幸を人との繋がりの幸福物質で補填するという事ですね。
実際にこういう方も多いと思います。
しかし精神疾患でセロトニンが不足しているなら尚更その幸福を他人に求めようとして他人を手段とした「ドーパミン」的摂取になる事も多いように思います。

他のnoteでもあげているゆるい連帯関係は「オキシトシン」関係として
良いのかも知れない。
ただ繋がっているだけで安心出来る関係というのは友人にしろ恋愛関係にしろ中々形成するのが難しい。
最初は刺激から入って段々と安心へと変化するパターンが多いと思う。
ゆるい繋がりを多く持ってそこから深い関係になる人を探すのがよいのだろうか。
ゆるい関係は大事だけど依存はしないよう注意すべきだとは思う。
世界は依存を愛と呼ばないんだぜと僕は勝手に言ってますけど依存先はやはり多く持つべきか、よく言うことだけどもね。

どれも言うは易し。
わかっちゃいるけど中々出来ない事の話だけど
心身は大事にゆったりとした幸福を求めれるよう
整えていきたいもんですね。
もっと色々書いてたけど消えちゃったし
小難しく書くの疲れたからもうここまで。
もうちっとゆる~くnote書いていこうかなと思う。

まぁけどこの本は良かったと思う。
読むのがしんどい人はフェルミ大学で
わかりやすく挙げられているから
それを見てもよいと思います。

https://youtu.be/emV4b5io5k?feature=shared



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