マガジンのカバー画像

大人のピアノレッスン

16
50の手習です。憧れのピアノレッスンを綴ってます
運営しているクリエイター

記事一覧

感情と音質 (3月のピアノレッスン)

感情と音質 (3月のピアノレッスン)

暑さ寒さも彼岸まで。凍える寒さの日々は去って、暖かな春の陽気が感じられます。
土手や野に咲く草花たちが春のおとづれを知られてくれます。

今月のレッスン日の前に、ここぴ先生から「Happy Birthday to You」の簡単アレンジがあるのだけど、弾いてみませんか?とご連絡を頂きました。
ハ長調の短い曲で、「私にも弾けそう」って思えたので、「弾いてみたいです」と返事をし、楽譜を送ってもらいまし

もっとみる
初めての連弾 (2月のピアノレッスン)

初めての連弾 (2月のピアノレッスン)

ピアノレッスンを始めて1年になりました。

今回初めて友だちを連れて行って、一緒に連弾をレッスンしてもらいました。
事前にここぴ先生に「友人を連れて行って一緒に連弾のレッスンお願いしてもよろしいですか?」とお聞きしたら、レッスンを快く引き受けてくださり感謝です。

その友だちは、中学生の時の同級生です。

友人は、学生の頃からピアノを習っていて、途中レッスンをやめたけど、数年前ピアノをまた習い始め

もっとみる
5本線上の音符イメージ

5本線上の音符イメージ

前回のピアノのレッスンで教わってから、頭の中で五線譜を思い浮かべて、ドレミファソラシドと音符をおいて音を聞いています。

日常の中に聞こえてくる音、耳という音をキャッチするための感覚器に感知される音や聞き取れないけれど体が感知している振動などを感じるようになってきました。

車が通り過ぎる音
時計の秒針が進む音
鳥の鳴き声
夜空の上の方で風が通り過ぎる音

「日常に溢れている一つ一つの音は、五線譜

もっとみる
音楽に触れる (1月のピアノレッスン)

音楽に触れる (1月のピアノレッスン)

毎回、ここぴ先生と相談して今月のレッスン日の予定を入れていただきます。

今月の予約のとき
「年末から慌ただしくて、楽譜は眺めていたけど音を出して練習できていません。」と始めに謝ってレッスンをお願いしました。

「練習しなくてレッスンに行きたいなんて失礼だよなあ」とドキドキ
先生には練習をしてないことはすぐにわかっちゃうだろうから先に謝っておこう。

「練習はできていなくても大丈夫、気にすることは

もっとみる
今も これからも (12月 レッスン記録)

今も これからも (12月 レッスン記録)

2月から対面でレッスンを受けてきて、一年のおしまいの12月のレッスン。
今回は前回まで習った曲のおさらいと、バーナムのテキストを少し先に進みました。
今回もいくつかの「弾き方」について体の使い方を教えてもらいました。



レッスン中にたまたま次の時間の生徒さんが、早めにいらっしゃいました。

いつもは完全予約制なので、他の生徒さんと時間がかぶらないようになっているのですが偶然こんなふうにいき合

もっとみる
音を表現する (11月ピアノレッスン)

音を表現する (11月ピアノレッスン)

教本をもう一冊使って最初に練習するようになりました。

レッスンが始まると最初にここぴ先生が話してくれたこと。

「ピアノは感情を表現するのにとても優れた楽器なの」

「いろんな音の表現できる弾き方を身につけてほしいの。
 レッスンを通して心の中の感情を表現する身体の使い方を体感してほしい」

自分の表現したい音が出せるって、どういうことかな?



そう言って、ピアノを弾く前に、ボールを取り出

もっとみる
音符を習いながら (10月ピアノレッスン)

音符を習いながら (10月ピアノレッスン)

10月は日々がパタパタと過ぎて、練習をしないうちにピアノレッスンになりました。
私はまだ、よく音符が読めなくて、その音で良いのか、弾いている鍵盤の位置と合っているのかどうかわからなくなってしまっていたのです。
わからないと何がわからないのかを言えなくて、練習がそのまま止まってしまいました。

「今月、練習してこなかったんです」と正直にここぴ先生に言ったら、
「あら、じゃあ指ならしで少し弾いてみまし

もっとみる
おおらかな気持ちで (9月のピアノレッスン)

おおらかな気持ちで (9月のピアノレッスン)

今月のピアノレッスン日記

「機械のように正確に弾くよりも、気持ちが戸惑ったり揺らいだりしながら弾いて良いんですよ」

とここぴ先生に言われて「楽譜をきっちり弾かなくては」の思いで弾いてたことに気がつき、

「そっか、曲やピアノの響きを楽しんで弾いて良かったんだ」って思い出して、ホッと緊張が抜けました。

期限や目標を設けて、いつまでに仕上げなきゃいけないって気持ちでピアノを弾いているのではないか

もっとみる
何ものでもなく 

何ものでもなく 

---8月レッスン記録。発見したこと。---

最近、口ずさみながら弾いています。

弾き語りじゃア、ありません。そんな高度なことではありません。
右手は至って単調なメロディー、左手も至ってシンプルな伴奏の短い練習曲を弾いていたら、いつのまにか曲を覚えて鼻歌を唄っていただけのことです。

耳が先に音や曲を憶えているのに、指がなかなか思うように動いてくれなくて、
「指使いが滑らかになるといいなぁ」と

もっとみる
ピアノレッスン 《休符》

ピアノレッスン 《休符》

私の中で、休符でつまずいてる。
休符の時の手の離し方が分からない。

『指で弾かない。手首の回転運動を使う』
と、ここぴ先生が弾いて見せてくれる。

見て、音を聴いて、「ああ、そうやるんだ」と思うけど、自分がやってみてしっくりこない。

ここぴ先生は、「つまずきにもその人の中で意味がある」といつも仰ってくれる。
人から見たら、「休符が分からないなんて、つまらない所でつまずいてる。」と思うかもしれな

もっとみる
わたしのために (レッスン記録)

わたしのために (レッスン記録)

今月のピアノの対面レッスンに行ってきました。

ピアノの前の椅子に座って、高さや位置が弾きやすい位置にあるかを確認してから

「はい、どうぞ」のここぴ先生からのひとことで、弾き始めます。

最初に指を置いた時の、グランドピアノの音の大きさにに驚きます。
室内の四方八方にに開放されていく音の響きが、体にぶつかってきて、ジーンと薄い音のベールに包まれるみたいで心地良いです。

今回は、練習曲の楽譜の構

もっとみる
書くピアノレッスン

書くピアノレッスン

「楽譜を書き写すと音符と仲良しになれますよ。」

と、ここぴ先生が教えてくれたので、ピアノの鍵盤に触れない時は手を動かして楽譜を写しています。

書いてみると「へ音記号ってこう書くんだ」とか、「1小節の音ってこうゆうことなんだ」と気が付いて、先生が説明してくれる「拍」や「音の長さ」がやっと理解できてきました。

楽譜の中には、音程や手を置く位置情報などの内容がたくさん詰まっています。

手をかけて

もっとみる
身体感覚とピアノ

身体感覚とピアノ

今日はピアノレッスンの日でした♪
前日の雨が上がって、気持ちいいお天気。
レッスンに向かう途中、風が強くて冷たかったけど、木々がザワザワと揺れる葉音が耳に心地よく聞こえてきました。
ピアノを習うようになって、「音」に耳をすませることが多くなりました。

今回は身体感覚に重点をおいたレッスンの印象がありました。

ピアノを弾くことは運動だと実感しました。
音楽は感覚器や筋骨格も動かす身体全体の繋がり

もっとみる
ピアノの国へ

ピアノの国へ

今月のピアノレッスンに行って来ました。
自分の練習の振り返りを兼ねて、感じたことを感覚を言葉に残したいと思います。

前回のレッスンの後で、すぐ教本を用意しました。
最初に教本を開くときのワクワクする気持ち、そこからもう楽しすぎる。

学生の気分。新しい教科書の表紙を最初に開くときはいつも手に少し汗をかく。
その時とおんなじ気持ち。新しい扉を開く気持ち。
私の新学期が始まったばかり。あゝ、私は今、

もっとみる