見出し画像

親の心 子知らず 〜子どものお手伝い〜

こんばんは。ゆにです。
この記事への訪問ありがとうございます。

今日のテーマは子どものお手伝いです。
子どものお手伝いは嬉しいしありがたいことですよね。
でも、時と場合によっては少し困ることはありませんか?

我が家には小学生の息子が2人いるのですが、2人ともお料理のお手伝いが大好き。
特に夕飯の支度の時、「お手伝いする!」と言って台所に入ってくることがあります。

やってもらうことはこんな感じ。

・お米を研ぐ
・調味料を混ぜる
・炒める
・切りやすい野菜を切る
・お肉に下味をつける など

しかし、どうしても彼らは手が遅いので、仕上がる時間が私の段取りよりも遅く、作業の進捗が遅れがち。
せっかち気味の私は、段取りを考えながら作業を並行させて料理をしているので、時と場合によっては子どものお手伝いが煩わしく感じる時もあります。段取り通りに作業が進まないと、ひどい時は苛立ちを覚えてしまうのです。

私の許容範囲の狭さがそうさせるのかもしれません。私自身の身勝手さ、利己的な面にウンザリすることもあります。本来ならありがたいお手伝いでも、段取りを崩されるとイライラが少しずつ込み上げてきて、言葉の端々に出そうになります。

思い出してみると、私の母はお手伝いをさせない人でした。理由は簡単。母自身が準備した方が早く済むからとのことでした。たまに「お手伝いしたい」と言っても、「忙しいから来ないで」と言われて、寂しい気持ちになったこともあります。
確かに今なら、あの時の母の気持ちもわかる気がします。

でも、それだと残念ながら何も身につかないのです。
私も、結婚した時に何もできなくて苦労しました。今は男女関係なく家事をする時代。自分の子どもにはそういう思いをさせたくない。

そう思ったら一度深呼吸して、苛立ちを含んだ言葉を飲み込みます。そして、お手伝いを見守ることに徹します。
子どもはたとえ下手でもいつだって真剣。心からやりたいと言っている。そんな子どもの成長のチャンスを潰してはいけない。そう思って、任せたことはなるべく手を出さないようにします。
そして子どもが満足するところまでお手伝いさせて、気持ちよく撤収してもらいます。子どもたちは、お母さんの役に立てたと言ってご機嫌です。

こんな風に一緒に台所に立つのはあと何回ぐらいあるのかな。
そう考えると子どもと料理をしているこの時が、とても貴重で愛おしい時間に感じます。

お手伝い一つでこんなに色々考えてしまうのは、親になったからなのでしょうか。

そんな私の胸の内を知ってか知らずか、今日も私が台所に立つと、「お手伝いする!」と先を争ってやってきました。

さあ、今日は何をやってもらおうかな。

この記事が参加している募集

今こんな気分

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?