📕Ding, D., Hallal, P. C., DiPietro, L., & (Bill) Kohl, H. W., III. (2023). A Quick Guide for Becoming a Better Peer Reviewer. Journal of Physical Activity and Health, 20(11), 989-992. Retrieved Dec 25, 2023 https://doi.org/10.1123/jpah.2023-0328
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■ Step1：査読依頼を受けるかどうかの決定
＜推奨＞
- ジャーナルの正当性をチェックする（略奪的な出版社に注意する）
- 利益相反の可能性を判断する
- 論文のテーマと自分の専門性との適合性を検討する。
- 寛大で、現実的で、コミュニケーションを大切にする。
- 自分のチーム（学生や若手の同僚）を巻き込むことを考える
＜禁忌＞
- 自分の仕事の都合がわからないのにを受ける
- 編集者の推測に任せ、査読に同意した後、あなたの都合が変われば無反応になる。

■ Step2：論文の評価
＜推奨＞
- ジャーナルの範囲、掲載基準、立場を知る。
- 論文の重要性、革新性、関連性を考慮する。
- 研究倫理と出版倫理に注意する
- 科学性を評価する（文献、研究デザイン、測定法、統計、バイアスの原因など）
- 研究結果の解釈をチェックする
- 文章を評価する
＜禁忌＞
- 著者の出身国、言語的背景、所属機関に基づいて差別する。
- 異なる「陣営」「学派」「価値観」からの研究であることを理由に、その研究を貶める

■ Step3：査読報告書の記載
＜推奨＞
- 親切、建設的、丁寧に
- 簡単な概要（overview paragraph）から始める
- バランスの取れた、明確で具体的な報告書を作成する。
- 自分の限界を認識し、必要であれば助けを求める。
＜禁忌＞
- 共著者のように記事を引き継ぎ、書き直す
- 編集上の決定に関する推奨事項を著者に開示する
- 重箱の隅をつつくような指摘をする
- 査読を、自分の見解を押し付けたり、著者に自分の研究を引用するよう求めたりする機会として利用する。
- すべての批評を著者に対して秘密にする