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【電通トップクリエイター直伝】寿司からデザインの本質を学び、センスを磨く思考法


いつもお世話になっております。わたくし、「寿司リーマン」と申します。

↓以前、こんな記事を書きました↓

「一流の寿司屋は自己成長の場だ!と唱えているサラリーマン」、それが寿司リーマンだ!という事を書きました。


「一流の寿司屋に行くと具体的にどんな成長体験ができるのか?」

その問いに対する私の考えを、noteで言語化しています。


今回は

『寿司』を『デザイン』することで

『デキる人』に成長できる


ということについて、書きました。

寿司とデザイン…?

と思われるかもしれませんが、ぜひご一読いただけますと幸いです。



デザインの本質は、人格を与えること

一流の寿司屋を食べ歩いているうちに、

「寿司ってアートだよなぁ…」

と考えるようになり、アートやデザインのことに興味が湧くようになりました。

ある日、本屋の「アート・デザイン」コーナーをぶらぶらしていたときに、たまたま目に入った、この本を買って読んでみました。

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著者山口周さんと、「くまモン」等を手がけた有名クリエイティブディレクターの水野学さんの対談本です。デザイン、ブランディングについて、読みやすく書かれています。

本の中で、こんな一節がありました。

(山口)
デザインの定義は誤解されていると思いますね。デザイン、アート、感性は、一般にビジュアルコミュニケーションの世界に矮小化されて考えられがちですけど、世界観を表すもっと幅広いものじゃないでしょうか?僕はデザインの本質は、人格を与えることだと思っています。

…略…

(山口)
電通で長くトヨタ自動車の仕事を手がけていたプランナーの白土謙二さんは、広告ターゲットのパーソナリティを考えるためにトヨタに、自動車を食べ物に例えるワークショップを提案したというんです。「この車種を食べ物に例えると、ナポリタンだな。ちょっと洋風だけど、魂は日本みたいな(笑)」

(水野) 
それ、やってみたい(笑)むちゃくちゃ面白いですね。
僕はよくそのモノ自体にどんな魅力があるのかを浮き彫りにさせるために、「〜っぽい分類」という手法を行っています。そうすると、そのモノ自体に人格が出てきます。例えばくまモン。「そのクマはテディベアみたいに洋っぽいか、ヒグマみたいに和っぽいか」という具合で「〜っぽい」で分類していくんです。山口さんが冒頭でおっしゃっているように、「デザインとは、見た目をおしゃれに取り繕うものだ!」という表層的なものじゃないんですよね。



寿司を擬人化し、人格を与える

これを読んで「ハッ」と気づきました。

あ、自分もこの思考法を実践しているじゃないか!

「一流の寿司屋で食べた寿司がどう美味いのか?」をわかりやすく、面白く伝えるために、寿司という食べ物を擬人化していて食レポしているじゃないか!

…って。


例えば、埼玉県の超一流店「鮨 猪俣」の食レポ。

繰り出された最強の20貫握りはどれも個性的で、擬人化表現のオンパレードなので、ぜひ以下の記事を読んでいただきたいです↓


中でも、ウニやアナゴのは傑作です。

【ウニ】重鎮のような、大御所感のあるフォルム百戦錬磨の経営者、会長。

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【アナゴ】一見強面の体育会系元ラグビー部系の営業部長。ワイルドながら、繊細な包容力があり、人望が厚い上司。

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「…何言ってんだ…?」と思われているかもしれません。ですが、

これも一種のデザイン思考であり、センスを磨く手法なのだと気づかされました。


電通のトップクリエイターが言うのですから、間違いないですね。



好きな日本酒は、菜々緒のようなタイプ

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日本酒も同じように、よく擬人化しています。

私が好きなのは、す〜っと喉を流れていく水のような日本酒。


「菜々緒さんのように、スレンダーでサバサバしていそうな美人タイプの女性のような日本酒」が好きです。とよく言っています…笑


具体的には、奈良県の「みむろ杉」や福井県の「黒龍」などが好きです。



デザインの本質を突く芸人

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フットボールアワー後藤さんの「スマート例えツッコミ」は、本当にわかりやすいし、そして面白い。天才的なワードセンスです。

的を得ていて、これまたデザインの本質を突いているように感じます。


後藤さん曰く、群雄割拠のひな壇芸人という世界で、他の芸人と差別化を図り、目立つために苦肉の策として試行錯誤で編み出したのがこのスタイルだったとのこと。後藤さんを見る目が変わりました。



寿司でセンスを磨き、デキる人に

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ビジネスの世界でも一緒だと思います。

以前、某外資コンサル出身のデキるビジネスパーソンに、

「課題設定というのは、アートだよ」

と言われたことがあります。


複雑な事象や形のないものを、端的に、わかりやすく最適化して表現できる人は、

センスがあって、仕事がデキる人だと思います。


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「寿司はアートである」

という私の考えは、強まりました。


そんなかっこいいビジネスパーソンにも成長できるくらいの可能性を秘めている「寿司の力」に改めて気づかされました。


これからも一流の寿司屋に足を運び、

愛してやまない寿司の魅力(と、そこから派生する気づき)をシンプルに、シャープに語れる人

すなわち、「センス」「教養」があり、「デキる人」に成長していきたいと思います。


今後とも、寿司リーマンをよろしくお願いいたします。

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