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本 エフォートレス思考を読んだ感想(努力を最小化して成果を最大化する)

ある製品の営業職をしていました。成果を出したくて残業100時間なんて当然のような生活を選択していましたが、思うように成績は伸びていかない。

そんなとき、出会った本がこの「エフォートレス思考」になります。下記、本書の要点をまとめてみます。


①「楽をするのは悪いことだ」という思い込みを捨て、常に「どうやったらもっと楽になるか?」を考える

②あるポイントを超えると、努力の量は結果に結びつかなくなり、むしろパフォーマンスの低下を招く。

③「直線的な成果」とは、ひとつのインプットがひとつのアウトプットを生むこと。一方、一度努力するだけで何度も得られる成果を「累積的な成果」という。累積的な成果を生むしくみを作り、エフォートレスに成果が得られるようにする。


具体的には本書をお読みいただくことが一番かと思いますが、私が此方の本を読むことで得られたものを列挙させていただきます。

・楽をする=成果が上がらないではない。むしろ生産性を高めることで〔より重要な事〕にリソースを割くことが出来る為、成果のみならず人生の幸福度も高くなる。

・頑張れば頑張るだけ成果が出るという事はなく、頑張らなくても(時間的な投資をしなくても)利益が出る仕組みを作るように意識を変えていく。頑張る、努力の方向性を少し変えるだけで自分の作用が無くても物事が順調に前に進んでいく感覚を味わえる。


最後に

現在私は33歳になります。気が付くと後17年もすれば50歳という年齢に差し掛かりました。努力と根性なんて素敵な言葉ですが、いつまでも体が無理についてきてくれるわけではありません。それでも社会は成果を求めてきます。また、仕事だけが人生ではありません。仕事以外にも楽しむことや、感動する事に触れるのはとても重要な要素かと思います。そのためにもこのエフォートレス思考から学び、人生の貴重なリソースを本当に大切なものに使っていただけますと幸いでございます。


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