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瞑想をしよう【初級編】

瞑想をしよう【初級編】

瞑想と聞くとどんなイメージがあるでしょうか?

なんだか崇高なイメージ
スピリチュアルでもあり
宗教的なイメージを持っている人が多いと思いますが
ちょっと理解すれば何も特別なことではないことが解ります。

そして
瞑想ってお坊さんとか修行僧みたいな方が行うもので
自分には関係ないと思っている人が多いようですけど
瞑想ってそんな特別なものじゃなく実はもっと身近なものでもあるのです。


今では「マインドフルネス」とも呼ばれビジネスの世界でも使われるようになって昔のように怪しいとか思う方もぐーんと減ってきましたが
それでも日本人はまだまだ怪しいと思っている人が多いのが実情です。


これは非常にもったいない。


瞑想は科学的根拠に基づき
アメリカなどでは治療としても利用されていて
「科学的にも効果がある」と証明された技術なのです。

一般的な効果として
集中力、生産性、認知機能、感情コントロール、ストレス
などに効果的と言われ
うつ病や不安の軽減にも効果的と言われています。


「そんな都合のいい効果ウソみたい」


って感じですけどアスリートやプロスポーツ選手、オリンピック選手は
いち早くこれらを取り入れ飛躍的に成績を上げていることで効果は折り紙つきです。


どうですか
瞑想したくなってきましたよね~。

今では瞑想やマインドフルネス関連の書籍が沢山でていますが
残念ながらややこしく難しいものも多く
挫折してしまう方が多いのも実情です。

そこで今回は入門編、初級編ということで少しでも瞑想の世界を覗くキッカケになればと思い。
簡単ですけど瞑想ってものをまとめてみました。



まず
瞑想とはですけど…?

端的に「姿勢と呼吸を整えること」です。


姿勢呼吸が瞑想にとってはとても大事な要素。
極論を言ってしまえばこの2つを極めることが
瞑想と言っても過言ではありません。

ただこの2つは奥が深すぎて掘り下げると
とんでもない所に行っちゃうのでここでは触れません。


では正しい姿勢から押さえていきましょう。
正しい姿勢とは背筋を伸ばしてピンって言うより
緊張せずリラックスしている状態のことを指します。

そして下半身は胡坐でどっしり構え骨盤を安定させる。
胡坐が難しい人はムリのない態勢でも大丈夫です。
イメージは頭の上からヒモが伸びていて上から引っ張られている感覚。
上半身はリラックスして下半身は安定。
しっかりとした土台が重要になるのでぜひマスターしましょう。

そしてなにより大事。



超絶に重要なポイントが「呼吸」です


昔の人たちは何もない時代に「呼吸」ひとつで悟りを開いたように
呼吸がすべてを決めると言ってもいいくらい重要。
呼吸が荒ければリラックスできないし
精神が乱れているときは息が荒くなります。


つまり「息」と「精神」は相思相愛の関係にあるので
「呼吸」を極めることは、すなわち「精神」を極めることと同じです。


「息」という字は「自分の心」と書きます。
心穏やかに「呼吸」をすることが
自分自身をコントロールすることに繋がっていくのです。


ではどういう「呼吸」をすれば良いのか?

それは、「今」に集中することです。
今の呼吸に全神経を集中します。
「吸って~吐いて~」
呼吸だけに集中してみましょう。


慣れない内は
「腹減ったなぁ」「明日仕事ヤダなぁ」
などいわゆる雑念という思いが邪魔をしてきます。

これは、「心が今にない状態」であり呼吸に集中できていない証拠です。
次から次へと湧き上がってくる思考をストップさせ
心を「今」という瞬間に定めるよう集中してみましょう。

雑念が出てきたからといって難しく考えず
「あ~集中できていないなぁ」
と確認する程度に留めて置くだけで大丈夫です。

実はそれに気付くことがポイント
そこから意識を呼吸に戻していきます。

集中できなくても大丈夫。


気付いても、気付いても何度も繰り返してみましょう。
何度も何度も意識を呼吸に戻すようにしていると
段々と自分を俯瞰で見れるようになって
気付いたら呼吸に意識が集中しているようになってきます。


瞑想や修行なんかで「無になる」「雑念を取り去る」のような
イメージが強いと思いますけど
「何も考えないようにする」というのとはちょっと違います。

残念ながら人間は「何も考えない」ということができません。
とんでもない修行を積んだ人がその境地に立つことはあるでしょうけど
凡人の我々ではほぼ不可能だから無視してOKです。

整理しますね。

瞑想とは…

呼吸に集中する
雑念が出たらそれに気づいてまた呼吸に戻る
それをひたすら繰り返す。
そうしたら勝手に何も考えなくなる。

という具合です。

シンプルです。
シンプルが故に深いのですが、これならどこでもできますね。
仕事中や学校、プレゼン前、テスト前
緊張する場面ではプチ瞑想してみましょう。
リラックスでき集中力が高まり
いつも以上の結果が出る可能性が飛躍的に上がると思います。

まずは
繰り返し行うことで自分のリラックスできる呼吸が見つかるようになり
集中した状態が作れるようになってくるので
諦めず何度か試してみてくださいね。



それでも上手くいかない難しいという方に…。

コツを一つお伝えします。
息を吸うときは交感神経なので気合いを入れたり
活力を入れるときに使う呼吸です。

反対に息を吐くときは副交感神経なのでリラックスするときの呼吸です。
なので吐く方に意識を向け
吸うより吐く比率を長くとってみるといいです。

瞑想ではないですけど
これを利用して
気合いを入れたりする場面があるときは短く「はっ!」っと
息を吐くと活力を漲らせることができますよ。


このように呼吸をコントロールすることで
メンタルがコントロールでき
自己コントロールができるようになってくるんです。

瞑想をすることで
自己のポテンシャルを引き出すことにも繋がりますし
不安や悩みなどもコントロールできるようになってきます。
精神を自在に操れるようになれば、
自己肯定感も上がり人付き合いも良好になってきます。

良いことばかりですね。

今回はほんの触り程度の紹介でしたが
「瞑想の初級編」如何でしたでしょうか?

瞑想は何も特別なものでないことが解ってもらえたと思います。
むしろ日常的であり誰にでも関係のある技術
それが「瞑想」です。

瞑想オススメ本。三連発。


ありがとうございます!お気持ちは寄付させていただきます。