見出し画像

服を捨てたら夢の中で胃が痛い-すずころ日和 本と服捨-

こんにちは。皐月です。

玄関を片付けた翌日、その流れでクローゼットに突入しよう!!
と思った。でも、

キレイだと思っていた玄関が
・2袋弱ゴミ袋が出たこと
・俯瞰してみたら全くスッキリしてなかった現実
だったので、もう一度ミニマリストの名著「僕たちにもうモノは必要ない」著:佐々木典士を読んで気合いを入れ直そうと思い、ブックカフェへ。

ところが。
本がない。どこを探しても見つけられない。おやあ???

大きめのお店なのであるとは思うけれど、店員さんに聞くのもなあ。
お片付け本コーナーで立ち読みしているご婦人達に混ざりながらじっと本棚と睨めっこ。今日は縁がなかったのだと諦めて、いくつかの本の表紙を眺める。

そして手に取ったのはこちら
「1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話」著:昼田祥子 

白と水色が美しい📕

表題よりも、最初の書き出しが興味をそそった。
著者はファッションエディター。ファッション誌を作る側であり、読者に常に「服やバッグを買え」と言っていた当人であり「流行の最先端」を追いかける職場で、自身もトレンドもお金を費やしていた側。借金しても買ってたとも。

その人が、今も雑誌を作っている人がどうしてそうなったか、のお話。

結論。
この本は、とても「よかった」です。

お片付けのノウハウ本じゃ無いんですよ。
読みながら、もう心なのかな〜胃なのかな〜
いたーいとこを、つつかれまくるんです。

何度も、閉じて。
で、一息ついてまた開く。

そうしないと、読み進めなかったです。わたしは。なんだこの本。

本としては読みやすくて多分本来はそんなに時間はかからない。
さくっと2時間もあれはいける感じ。

それが、書いてあることが内側にずしずしと響くもんだから、進まない。

痛い。イタイ。

☀︎「捨てられないもの」がいかに人生を詰まらせているか。
☀︎捨てられないということは、どれだけ不要な観念にしばられているか。
☀︎他人軸で出来上がったクローゼットであることに、気づいた。
☀︎「自分だけ」をいれたのでいい。と思うことがいかに大事か。

そんなことが書いてあります。
ファッションに関する仕事をしていているのに、最終的に「ダサいわたしでいい」と思える境地にいたり、それを受け入れることができた今の自由さ。心地よさ。

これ、誰でも「よくみられたい」願望って少なからずあると思うんです。
私服で仕事していて、毎日同じ服ってできますか?
友人と会う時に、いつも同じバッグってできますか?

「自分が心地よい」を軸にした結果、ハイブランドは全て手放して今はノーブランドのコットンバッグ一つで仕事もいくそうです。
しかもファッションのお仕事現場に。

すっご( ゚д゚)

この服やバッグを手放していく過程で、
「他人にどう思われたいかで選んでいた服」(他人軸)
「ブランド品もてる自分はイけているでしょ?お金もおしゃれもバッチリ」(虚栄心)
と、物を通じて自身の内側ときちんと向き合っていったこと。
手放すときの「不安や恐れ」の正体がなんなのか、から逃げずに紙に書き出してみること。

この「自分を取り戻していく」「自分100パーセントでいい」と思えるまでの過程が、結局大事。
その結果として、自分軸でないものを手放していく。縁が切れた物はさよならする。
そういうことが書かれてあります。

それをすっとばして捨てるだけにフォーカスすると「捨てる気持ちよさ」が快感になって行き詰まるらしい。

そして、
手放して空いたスペースにはちゃんと必要な物が入ってくる。という作者の体験も。(モノとは別の形で)

今のわたしには刺さりまくりでした。

なので、記憶があたらしいうちにクローゼットの中の「仕事服」を中心に、他人軸のもの。縁がきれた、と思えるモノ。を

うりゃ!!って選別。
仕事用のブラウス、スカート、パンツ。

15着

普段に着るかい?との問いに「否」のもの。

復帰前に何しとん?

でも、他人によく見られたい服達。
キチンとした私に見られたいと選んだモノ達。

そういうモノは思い切って手放します。

二時間ほどで仕分けたもの

右から
ゴミ袋のものは古着回収へ
🔴のはユニクロの回収へ
🔵のはオフハウスへ

季節外のはこれに保管してます

これ二つ分は軽くありました。

ジャケットとかまだ決心できないものもあるけれど、かれこれ手放せなかったものも含めれたのは大きい。

私の中のブランド服


そして他人軸のみで揃えてた仕事服も。

これ無くても、買い足さなくても着まわせなければ別に充分仕事いけます。

そして。

驚いたことは。。

服を分けた日の夜の夢で、、

あ、基本夢の話ってキライなんです。
なのでハァ?と思う気持ちは分かります。

でも、今回は気になるので書いてます。

〜夢の中〜

絵を教えてくれていた先生に(大学で美術してた私)対して、突然
「どうせ、私にはできませんよ!!」
理不尽にブチ切れて教室から逃亡する。
また帰り道にバイクで事故に遭い、まあ夢の中なのでそのまま家に帰る。
そこで、私が
「今日は誰にも会いたくないから、誰も連れてこないで!!」と母親に電話する。にも関わらず、母と父は私の友人や私の子ども達とその友達を家に連れてくる。夢なので時間軸は無茶苦茶です。
私は周りの友人たちを一瞥して
「私は誰にも会いたくないって言ったのに、なんでつれてくるの!!」
「私は事故でケガまでして大変だったのに!!どうして言うことを聞いてくれないの!!」
とこれまた母親に怒りをぶちまける。

という、自分でも怒りをコントロールできなくて夢なのにすごく胃が痛い。現実にも痛い。

ってコトがあった今朝。

胃が痛い夢って、今まで仕事に関してばかりだったのに。

なんだコレ。

これは、服捨ての…なんかなのか?
内なる訴えなのか?

別に母と仲が悪いとか大学の時も特に先生に不満とかなかったけれども。

はてさて。

オチがない話ですみません。
ただ自分史上最大に服を捨てられてました。
(着れるものばかりなので、基本的にはリサイクル的な処分)

クローゼットはまだ始まりなのでやっていきます。
本日も読んでいただきありがとうございました。

皐月

〜追記〜
オフハウスでの買取結果。🔵のお洋服。
多くは予想通りまとめて10円。
気に入ってくれる方のところで使ってもらえるといいな。

この記事が参加している募集

わたしの本棚

QOLあげてみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?