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障害は個性?ではない…

以前私はこんな記事を書いています

私は長男に
「あなたの凸凹は素敵よ」
とは、言えない…
なぜなら
その凸凹のせいで、
ツラい思いをしてきたから。
違うな…
ツラそうな顔を見てきたから。

凸凹は素敵?

「障害は個性」なのか…
個性…とは?

「あなたはその個性をもって
 生まれたいですか?」
「あなたはその障害をもって
 生まれたいですか?」
この二つの質問のイメージは全然違う

後天的に障害者になる場合もあるし…
それを「個性」と言うのか…

「僕も分かりたい」
「どうして僕だけ違うの?」
と涙を流したことがある長男に、
「あなたの障害は個性です」
とは…言えない。
「個性」という言葉では
片付けられない気持ちがある。
すごく冷たい表現になる気がする。
まぁ、これも捉え方次第だけど…

もっと言えば…
「障害」を
「障がい」「障碍」
と書いたところで…何なの?
と思ってしまう私もいて…。
言葉を変えてもイメージは変わらない。

「障害」
という言葉を口にすると
口を噤む人が沢山いて、
知っているけど、触れたくない。
急に言葉を選んでしまう…

そういう現実があることも、
避けるのではなく
受け入れる
障害のある子を持った私が、
障害のある子と共に
楽に生きるには…
そういう現実も受けれて、
自分たちにできる事、
やれる事を考えていく方が、
幸せに生きられるんでしょうね。

やっぱり、
「障害は個性ではない」
これが今の私の答えだな。


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