マガジンのカバー画像

ネパール横笛・探求と鍛錬記録

23
2023年春。偶然に知り、わけもなく惹かれた「チベットの横笛」というキーワード。 輸入楽器専門店で「チベッタンフルート」として売られているのを見つけ、楽器そのもの以外の資料もない… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

ネパール木製横笛による、中国ドラマ『陳情令』のテーマ曲。

ネパール木製横笛に出会って、十ヶ月。
独学にて、運指を覚え、譜をつくり、
憧れの曲を、こんなふうに吹けるようになりました。

もっと手慣れていき、こなれた吹き方ができるよう、精進を続けます。

ネパール木製横笛 自己修練半年後のご奉納

令和六年・甲辰新年 東京都北区 七社神社様にて。

ネパール木製横笛、半年の自己修練の成果。
まだ趣味領域での演奏ですが、現時点での成果と、今後の励みのために、ご奉納いたしました。

ゆくゆくは自由奏の即興で奏でたいと思い、昨年初夏頃、偶然の出会いで入手したネパールの横笛。
素朴な独特の情緒のある木製バンスリです(ネパールでは竹製でなくても、横笛はすべて“バンスリ”と呼ぶそうです)。

運指等の資
もっとみる

横笛と琴の曲から『陳情令』『魔道祖師』にハマり、
昔はコミケ系書く方やってたけれど今はわけあって封印。
ただ、音楽で「忘羨」三曲や関連曲を、描き手のかたがたのイベントで演奏参加できないかと切望しつつ、
同好の知己がいないのでなすすべがない。
好きな人と話せたらいいのだけれど。

11月は後半に、声で、歌でご奉仕する予定がいくつか入りました。

気負いつつも、風邪をひいて一週間ほど、笛を吹いたり発声したりを控えていたら、
腹筋と肺活量がだいぶ衰えてしまった😱

まだ風邪声が治らず無理できないが、かなり息長く音域の歌を歌わねばならないから、盛り返さねば。

天天の日・毎日といったら毎日…修練の話(^^ゞ

天天の日・毎日といったら毎日…修練の話(^^ゞ

今日、10月10日は、“天天の日”だそうです。

Twitter(今はXか)を見ていて、たまたま知ったのですが、
『魔道祖師』の原作で、
「天天就是天天(毎日といったら毎日だ)」
という、有名ゼリフがあるのですが(BL的な意味で💦)、

なんの記念日かの由来は知りませんが、
10月10日が「天天の日」ということで、ファンのかたがたが盛り上がっていたようでした。

とはいえ、そっちの話題でなくて恐

もっとみる
ネパール横笛・現時点までにわかってきたこと

ネパール横笛・現時点までにわかってきたこと

ネパールの横笛について、だんだんわかってきました。

「Antic Nepali wooden flute」
“古典的なネパールの木製横笛”と称されるものを見かけたものの、
正式名称もわからず(正式名称がそもそもないらしい)、
チベット、ネパールをはじめ、トルコや東南アジアにも、形状が似たものがあり、画像だけでは明らかにならず、
不確か情報に混乱することが多かったのですが、

とりあえず、ネパール

もっとみる
天地人・楽器の響き 〜原始の石笛を含む〜

天地人・楽器の響き 〜原始の石笛を含む〜

楽器を、神聖な音具として、序列ではなく意味合いとして、天地人にたとえると、
天・・・弦
地・・・鼓
人・・・笛
それぞれの波動発令の役割が、次元により区別されると想像します。

私は物心ついて以来、音を出すものが好きで、
父が器用だったので、自然の中で、音の出る草を教えてもらったり、笹の節で笹笛を作ってもらい、夢中になっていたことが大切な記憶です。

楽器は、得手不得手はあるものの、すべてに惹かれ

もっとみる

最初は吹いてみる気がなかった、ラジオドラマ『魔道祖師』のテーマ曲の「忘羨」、
耳コピでそらで吹けてしまったことから、笛譜にしてみたら、思いがけず、これまでのどの曲より吹きやすく、
練習曲に最適なことに気づきました。

外国の曲で、歌の意味がわからないから、曲想に入りやすいみたい。

いつかは拡がる、横笛の輪

いつかは拡がる、横笛の輪

横笛の調べは単音で、歌うのと同じなので、
既存の曲を演奏する際、YouTubeなどでは、
他の楽器と合奏するか、カラオケ音源を流して主旋律を吹き奏でているのを見かけます。

でも、私の笛は、ドレミファ音階で吹けるものの、西洋音階の調律とはズレているし、

既存の曲の楽譜ではなく、笛の音のほうから、自分で音を当てはめているので、
カラオケ音源に合わせることができず、
音響編集設備もないし。
ただ単純

もっとみる

ネパール横笛、
今まで一番、正確に音が出にくかった、最高音、
これなら確実に出せるという運指を、
今日、見つけました♪

また一歩、前進!

笛譜を作らなくても、音から曲をそらで吹けるようにもなってきたし、
だんだん自分の音になっていく気がする。

ネパールの横笛・三ヶ月目の修練記録「涙そうそう」

「Antic Nepali wooden flute」の呼び方で、とりあえずいいのかな?
ネパールの木製横笛。

現地では「バンスリ」と呼ばれているらしいですが、“バンスリ”はもともと竹製の笛のこと。
横笛をひっくるめて「バンスリ」と呼ぶらしいのです。

古典様を模した民芸的な笛らしいというところまで、わかってきましたが、
資料らしいものが見つからないので、
音色を練習しながら、今後も要調査です。
もっとみる

ネパール横笛の音色・自己修練三ヶ月目の「埴生の宿」

ネパール横笛の音色・自己修練三ヶ月目の「埴生の宿」

自己修練三ヶ月目、現時点での音色の記録。

飾り気も何もない、素のままの音で、
「埴生の宿」を。
映画『ビルマの竪琴』で印象的だった、もとはイングランド民謡の曲です。

最初は、「竪琴」だけに、私の創作琴で弾けたらと思ったのですが、既存の音階で合う調律ができなかったので、
笛の譜に落としてみたら、いい感じに練習曲になりました。

こうして聴くと、篠笛や笛子の響き方と違い、どことなく個性的です。

もっとみる

6月から、縁あって新しく導入した、
チベッタンフルート、からの、ネパールの横笛。

名称も定かに決まっていない、土着性の強い民族楽器らしいのですが、
とりあえず現時点では、

「Antic Nepali wooden flute」

と呼ぶことで、落ち着いた感じです。

謡曲『松虫』と即興舞踊 ネパールの横笛(Antic Nepali wooden flute)付

8/6 東京都北区・七社神社様にて、平和祈念鎮魂のご奉納。8/6 東京都北区・七社神社様にて、平和祈念鎮魂のご奉納。
「亡き人を悼む」をテーマに、謡曲『松虫』の謡いを、即興で舞っていただきました。

舞人:青柳ひづるさん
謡・笛:瀧里しひな

今回、能管の代わりに、ネパールフルートを吹いてみましたが、ヒシギの代わりはムリがありました💦
能管の力強さと息吹は、さすがに能管でしか出せません。他の笛で
もっとみる