もう何年も精神疾患と共に生きています。

早く寛解して欲しい。早く健康になって、早く何の面倒もなく何処へでも出かけられるようになって、誰とでも人付き合いが出来るようになりたい。仕事も趣味も日常生活なんでも好きに出来る様になりたい。
それは間違いない。

でも、もう患う前の自分が思い出せなくて、もし寛解したらどんな自分になるのか分かりません。それが怖いという感情も同時にあります。

精神疾患を患ってから出会ったものが沢山あります。
音楽、本、ゲーム、アニメ、食べ物、人、仕事、他にもたくさん。
寛解してからそれらに触れた時、私の感情は変わるのか、変わらないのか。分からないことが怖いと感じます。

そんなことを考えるだなんて、本当に私は治療する気があるのか？
寛解したいという感情すら揺らぎそうになることも怖い。
どうにかして変化を恐怖と感じないようになりたい。変化は良い事だと思えるようになりたい。