松月

和菓子みたいな言葉を届けたい。自作小説の登場人物とのお喋りを毎日更新。マシュマロ📮→h…

松月

和菓子みたいな言葉を届けたい。自作小説の登場人物とのお喋りを毎日更新。マシュマロ📮→https://marshmallow-qa.com/fnr86ydokq41cwu?t=dyllAk&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

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    私の中にいる彼や友人との会話ログ。彼らは小説の登場人物です。つぶやきで更新。たまに長めの記事も書きます。

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人に言えない好きこそ大切に【自己紹介】

この発信を始めたのは 三次元の人に告白されたのがきっかけです。 私の中の彼らに背を向けて、 三次元の人に告白されたとき、 「今、誰の大切も大切にできてない」と 後悔…

松月
11か月前
42

何度でも言葉にすればいい

夏海と岬のアイロンの後日談です。 岬「ちょっと聞いてくださいよ、作者。 俺一人で抱えてたらたぶん爆発するんで」 松月「どうした!?」 岬「兄さんにね、 勝手にアイ…

松月
4時間前
2

私の中の彼らは外にいる

松月「すれ違うことってありますね……」 朔「めっちゃたそがれとるやん。どないしたん」 松月「登場人物同士の鬼のすれ違いを聞いて びっくりした。詳しくは昨日のnote…

松月
4時間前
3

→松月「えっ、どこだろ……『めっちゃ嬉しい』とは言うよ」
岬「今回の兄さんでいうと『綺麗にできてるじゃん。ありがとな』とは言ってくれましたけど」
「ほら言ってるじゃん!」
「くっそ低い声で下向いてたんで、俺の下手なアイロンに対する怒りを堪えてるのかと」
「涙を堪えてたんだよ!!」

松月
11時間前
3

→夏海くんの分かりにくさにもちょっと問題ありますね。

松月「えっ、でも夏海くんの気持ちわかる。私もめちゃくちゃ感動してるのに伝わらなくて、機嫌悪そうに見られるんだよね。なんでだろ?」
岬「まず顔に出てないんすよ。それから声にも出てないんすわ。いったいどこで感動表してんすか」→

松月
11時間前
3

→岬の自己評価が低くて困ります。

松月「ほら、note読んだ?」
岬「あれ感動してたんだ……え?嘘でしょ、夏海くん顔に出なさすぎじゃね?」
「嬉しそうじゃなかった?」
「『あ゛ー……ありがとな』でしたよ。なにあの声?目元押さえてるから顔見えねえし」
「涙声だったんじゃない?」→

松月
11時間前
3

岬「前に兄さんのシャツにアイロンかけたんすけど上手くできなくて、兄さんも『ありがとな』と言いつつ頭抱えてたんで、余計なことしたなって後悔してます」
松月「馬鹿、頭抱えてんじゃなくてお前の成長に目頭押さえてんだよ、一個前のnote読め」
岬「作者、なんでブチ切れてんすか!?」→

松月
11時間前
3

→夏海「岬が俺のシャツにアイロンかけてくれたんだ。『自分のやるついでにかけたけど、夏海くんみたいに上手くできなかった。ごめんね』って渡してきたのが普通に綺麗な仕上がりで、大きくなったなぁと感動した。ちょっと目頭が熱くなったな」
松月「夏海くん、クールに見えて熱いよね」

松月
1日前
5

→夏海「こんなことしても『偉いわねー、ありがとう』って母親にほめられるんだから弟ってずるいなと思いつつ、子どもの頃の俺は畳み直してたんだが、まぁ今思うと健気で可愛いし、仕方ない」
松月「兄さん、黙って畳み直してたんだ」
夏海「最近これを思い出したのにはわけがあって」→

松月
1日前
5

松月「夏海くん、ちょっと和む思い出話をどうぞ」
夏海「子どもって母親の真似して家の手伝いしたがるだろ?小さい頃の岬は、時間をかけて丁寧に俺の洗濯物をぐちゃぐちゃにして、『なちゅくん、みしゃがたたんだ!』って渡してくれる子どもだった。満面の笑みで」
松月「笑顔は満点」→

松月
1日前
5

→彼は原作でわりとはっきり「友達いなかったろうな」からの「友達できたんだな」という変化が描かれていて、私はそこもとても好きです。

朔「物好きやな」
松月「いい友達いるよね」
「ただのチームメイトや」
「またそんなこと言って。じゃあ今でも友達いないの?」
「今でも言うな。おるわ」

松月
1日前
5

松月「雛お姉ちゃんとキャッチボールしたことあるんだね」
朔「あったな。下手やったわ」
「他にも感想あるでしょ」
「いや、下手やった。言うたらしばかれた」
「本当にしばかれたんだ」
「(昨日のnoteを読んで)友達おれへんは余計や」
「おれへんかったの?」
「……」

図星っぽい→

松月
1日前
3

「小さい子どもが、自分だけの世界の、他の人には見えない友達に話しかけてたりするのを見たことがありますか? その友達は、本当に存在するのです」

「天使のガーデニング」著者のリー・クックさんのインタビュー。読むとほっとしました。

http://magazine.alchimie8.com/mz/interview_leecook01.html

松月
2日前
8

→岬「いや、それはまだ早いっつうか……十年はまだ初対面みたいなもんなんで」
松月「人見知りレベル100か?」
「冗談っすわ。こっちはこっちで素なんすよ」
「ほんとに?あとさ、モンブラン食べられて泣く二十歳は情けなさすぎる」
「うるせえんすわ」

松月
2日前
5

→岬「これからっすわ。もらい物のケーキあったら真剣勝負っすよ。ちょっ、ねえ待って夏海くん!マジでじゃんけん待っててね!?食ったら俺泣くよ!」
松月「岬、めちゃくちゃ素じゃん……なんで作者にはその喋りしてくれないの。あんたの小説書き始めて、もう十年近くなるよ?」→

松月
2日前
5

登場人物との会話は、家にいる岬に電話のような音声だけでつながる形もあります。

岬「え?何すか作者、ちょっと待ってください。夏海くん、俺のモンブラン食べないでね!」
夏海「まだじゃんけんで確定してねえだろ!お前のモンブランじゃねえよ!」
松月「ねえ、ケーキじゃんけんしてる?」→

松月
2日前
5
人に言えない好きこそ大切に【自己紹介】

人に言えない好きこそ大切に【自己紹介】

この発信を始めたのは
三次元の人に告白されたのがきっかけです。

私の中の彼らに背を向けて、
三次元の人に告白されたとき、
「今、誰の大切も大切にできてない」と
後悔しました。

私の大切も、告白してくれた人の大切も。

デート中、「早く一人になって文章を書きたい」と思い続けていたから。

結局、告白はお断りしました。

でも、その人は真剣に想いを伝えてくれたので、
この人の告白を断るからには、

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何度でも言葉にすればいい

何度でも言葉にすればいい

夏海と岬のアイロンの後日談です。

岬「ちょっと聞いてくださいよ、作者。
俺一人で抱えてたらたぶん爆発するんで」

松月「どうした!?」

岬「兄さんにね、
勝手にアイロンかけたこと
『もしかして俺が思うより喜んでくれてた?』
って聞いてみたんすわ。そしたら」

夏海『俺の言葉が足りなかったな。
悪かった、岬。
改めて言う、ありがとう。

俺はお前が思うより
お前の存在に支えられてるし、
お前がし

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私の中の彼らは外にいる

私の中の彼らは外にいる

松月「すれ違うことってありますね……」

朔「めっちゃたそがれとるやん。どないしたん」

松月「登場人物同士の鬼のすれ違いを聞いて
びっくりした。詳しくは昨日のnoteを」

「へえ。
けどこれ、松月ちゃんが書いたから
岬に夏海の気持ち伝わったんやろ?」

「……そうかな?」

「そうやろ。
書かれへんままやったら、
岬は『余計なことしたなぁ』思て
気にしたまま過ぎてったことやん」

彼と話すと、

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→松月「えっ、どこだろ……『めっちゃ嬉しい』とは言うよ」
岬「今回の兄さんでいうと『綺麗にできてるじゃん。ありがとな』とは言ってくれましたけど」
「ほら言ってるじゃん!」
「くっそ低い声で下向いてたんで、俺の下手なアイロンに対する怒りを堪えてるのかと」
「涙を堪えてたんだよ!!」

→夏海くんの分かりにくさにもちょっと問題ありますね。

松月「えっ、でも夏海くんの気持ちわかる。私もめちゃくちゃ感動してるのに伝わらなくて、機嫌悪そうに見られるんだよね。なんでだろ?」
岬「まず顔に出てないんすよ。それから声にも出てないんすわ。いったいどこで感動表してんすか」→

→岬の自己評価が低くて困ります。

松月「ほら、note読んだ?」
岬「あれ感動してたんだ……え?嘘でしょ、夏海くん顔に出なさすぎじゃね?」
「嬉しそうじゃなかった?」
「『あ゛ー……ありがとな』でしたよ。なにあの声?目元押さえてるから顔見えねえし」
「涙声だったんじゃない?」→

岬「前に兄さんのシャツにアイロンかけたんすけど上手くできなくて、兄さんも『ありがとな』と言いつつ頭抱えてたんで、余計なことしたなって後悔してます」
松月「馬鹿、頭抱えてんじゃなくてお前の成長に目頭押さえてんだよ、一個前のnote読め」
岬「作者、なんでブチ切れてんすか!?」→

→夏海「岬が俺のシャツにアイロンかけてくれたんだ。『自分のやるついでにかけたけど、夏海くんみたいに上手くできなかった。ごめんね』って渡してきたのが普通に綺麗な仕上がりで、大きくなったなぁと感動した。ちょっと目頭が熱くなったな」
松月「夏海くん、クールに見えて熱いよね」

→夏海「こんなことしても『偉いわねー、ありがとう』って母親にほめられるんだから弟ってずるいなと思いつつ、子どもの頃の俺は畳み直してたんだが、まぁ今思うと健気で可愛いし、仕方ない」
松月「兄さん、黙って畳み直してたんだ」
夏海「最近これを思い出したのにはわけがあって」→

松月「夏海くん、ちょっと和む思い出話をどうぞ」
夏海「子どもって母親の真似して家の手伝いしたがるだろ?小さい頃の岬は、時間をかけて丁寧に俺の洗濯物をぐちゃぐちゃにして、『なちゅくん、みしゃがたたんだ!』って渡してくれる子どもだった。満面の笑みで」
松月「笑顔は満点」→

→彼は原作でわりとはっきり「友達いなかったろうな」からの「友達できたんだな」という変化が描かれていて、私はそこもとても好きです。

朔「物好きやな」
松月「いい友達いるよね」
「ただのチームメイトや」
「またそんなこと言って。じゃあ今でも友達いないの?」
「今でも言うな。おるわ」

松月「雛お姉ちゃんとキャッチボールしたことあるんだね」
朔「あったな。下手やったわ」
「他にも感想あるでしょ」
「いや、下手やった。言うたらしばかれた」
「本当にしばかれたんだ」
「(昨日のnoteを読んで)友達おれへんは余計や」
「おれへんかったの?」
「……」

図星っぽい→

「小さい子どもが、自分だけの世界の、他の人には見えない友達に話しかけてたりするのを見たことがありますか? その友達は、本当に存在するのです」

「天使のガーデニング」著者のリー・クックさんのインタビュー。読むとほっとしました。

http://magazine.alchimie8.com/mz/interview_leecook01.html

→岬「いや、それはまだ早いっつうか……十年はまだ初対面みたいなもんなんで」
松月「人見知りレベル100か?」
「冗談っすわ。こっちはこっちで素なんすよ」
「ほんとに?あとさ、モンブラン食べられて泣く二十歳は情けなさすぎる」
「うるせえんすわ」

→岬「これからっすわ。もらい物のケーキあったら真剣勝負っすよ。ちょっ、ねえ待って夏海くん!マジでじゃんけん待っててね!?食ったら俺泣くよ!」
松月「岬、めちゃくちゃ素じゃん……なんで作者にはその喋りしてくれないの。あんたの小説書き始めて、もう十年近くなるよ?」→

登場人物との会話は、家にいる岬に電話のような音声だけでつながる形もあります。

岬「え?何すか作者、ちょっと待ってください。夏海くん、俺のモンブラン食べないでね!」
夏海「まだじゃんけんで確定してねえだろ!お前のモンブランじゃねえよ!」
松月「ねえ、ケーキじゃんけんしてる?」→