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「みどりのゆび」を読んで

今回は、「みどりのゆび」を読んだ感想を書いていこうと思います。

「みどりのゆび」という話は、チトという、’’みどりのゆび’’を持った子供が主人公です。’’みどりのゆび’’とは、触れた種を急成長させ、自分の思うままの植物を作り出せる’’指’’の事です。

この特別な指を使って、色々な事件を起こします。最初に、囚人たちがこんな汚い所に入れられていて、かわいそうだな。もっときれいな所だったら、逃げ出そうと思わないのにな。

と思い、刑務所を花だらけにします。そして、門が閉まらなくなっても、囚人たちは逃げ出そうとしませんでした。次に、街の中にある、貧乏な場所に行ってみると、何も持っていないのなら、花をあげようと思い、貧乏な街を花畑にします。すると、貧乏だった人たちは、それを利用して、金もうけをして、貧乏な生活から抜け出すことができました。

さらに、病院にいた小さな女の子のために、病室を花だらけにして、元気を出させました。

最後に、チトの父が運営している会社を壊します。ある国とある国が戦争を起こそうとしていて、両国が父が開発した兵器を使って戦争しようとしていました。

そして、父が一番信じている「かみなりおじさん」という人に、戦争には反対なのかを聞いたら、反対と言いました。だから、この父とかみなりおじさんたちが働いている、工場を花だらけにしてしまえば、もう、武器は作れないと思い。つまり、戦争は起こらないと思い、花だらけにしました。

このように、チトは、みどりのゆびを使って、この街をきれいにした。という話です。

この本を読んで、作者が伝えたかった事を考えてみました。それは、「自然の力を使って、世界はさらに良くできる」という事だと思います。チトは、花や植物を使って、自分の住む街をよくしました。

この街のように、貧乏な場所があったり、セキュリティだけ強くて、汚い刑務所や兵器を開発する工場がある場所はいくつもあると思います。

けれど、チトのように、植物の力を使ってよくすることはできると思います。種を蒔いて、育てればいいだけなのだから、費用もかなり少ないはずです。もっといい社会、世界になっていくと良いと思います。

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