「おはようございます。」

今日も今日とて、もっさんもっさんの寝ぐせで白湯＋レモンを啜り、卵焼きを焼く。
子窓から青い光が入って、思わず窓を開けると、涼しい風と鈴のような虫の音が聴こえる。チチチッと鳥の声も。

次女の文化祭も体育祭も代休も終わり、三女の期末テストも終わり、帰省していた長女がアパートへ帰っていって。どこか気忙しかった日々が、一段落したような、通常な朝。

体育祭から帰ってきた次女が、アゴに大きな絆創膏を貼られて帰ってきた。なんでも、部活対抗リレーでバトンを渡し終えたすぐ、目の前に立ち止まっていた人がいてぶつかって転けて踏まれた、とのこと。アゴと肘と太ももを擦りむき、やんちゃ坊主みたいで。
「けど、1人抜いたからっ！」
と嬉しそうだった。
全力で楽しめたようだから、よかった。

そして、今日もさっそく延長部活だからと、おにぎりも作る。
京都の旅館の朝食でいただいた「朝粥」と、しば漬けがとても美味しくて、私は絶賛しば漬けブームだ。刻んだしば漬けを混ぜた、ほんのりピンク色のほかほかごはんをおにぎりにして、海苔のパンツをはかせる。

「おにぎりってより、おむすびって感じ」
「昔ばなしみたい」

そう言ってみんな出かけて行った。

なんとなく。
緑茶を淹れる。

さっぱりとした苦味と、じんわりと沁みる葉の香りと。ずずーっと啜る。織部の湯呑み。

ここのところ、前まで習慣のようにいれていた食後のコーヒーを落とさなくなっていて。 
「なんか重い」と言う夫、に私もしかり。
夏の疲れなのか、朝のコーヒーが重たく感じて。深蒸し静岡茶をいれてみる。

ふーふーして啜る。

気がつけば。

緑の成長は、とても素直で。
気がついたときにしか水をあげてなかったけれど、毎朝洗濯を干す時に見ていて、葉っぱの表情は気にかけていたけれど、つるを葉っぱを光の方へ光の方へとのばし、メデューサみたいになってきている。ちょっと整えてあげないといけないかな…。
緑が元気だと、嬉しい。 

そう言えば、とうとう庭を駐車場にしなくてはいけないらしく、夫が友人の外構屋さんに見積もりをとっている。娘たちもいずれ、とお庭をつぶして二台分の駐車場を作る「ご提案書」には、花壇もヤマボウシもなくなっていて胸がキュッとなった。もう少し涼しくなってきたら工事に入るという。大掛かりだ。
お庭がなくなってしまうのか…。
今のうちに、ヤマボウシやユーカリを挿し木にしたり、セージやバラは植木鉢にお引越しさせておこう。忙しくなる。
小さくても緑を楽しむことはできるもの。

さて。

先日ラジオでオシャレで気持ちのいい声を聴きまして、追いかけまして。
沖縄北谷の出身のYo-seaさん。
海を見て育ち、まるで外国のような砂辺地区で異国の文化に自然と触れて育った彼。グルーブにもそれが感じられるような気がする。

𝐇𝐚𝐯𝐞 𝐚 𝐧𝐢𝐜𝐞 𝐝𝐚𝐲🎧

この夏は、海へ行かなかったな。
また台風が来ているみたいです。
どうぞお気をつけて。