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社会フ適合育児3

わたしは異性愛者ではない。

ただ結果的に言うと今のパートナーは異性で、
同居の幼子は、彼との子ではある。

先日の雑記で既成観念の話をしたが、
子には近い未来自分自身と向き合う過程で、
自分のジェンダーや振る舞いを決めていけばよいと思う。
必要ならば医療の力を借りたりすることもあるだろう。

情報があふれる世の中で、
世界と繋がることができる世の中で、
いちばん大切な力は、周りのどんな風にもとらわれず、
自分で思考し、選択し、判断していく力だと思っている。
現時点では。暫定。

わたしは子に「大人の事情」みたいなものを
背負わせていくつもりはないが、
わたしたち大人もまた永遠に未熟だ。
(そもそも「大人」って何よということはまた別の機会に・・・)

だからこそいつも自分で考えて決定してほしい。

そんなうまくいかない時だってあるけど、
それは一緒に議論したらよい。
信頼できるチームなのだから。

急いでいるのに早く動かないとき
ジュースをこぼしたとき
友人に手を出してしまったとき

すべては貴重な経験のひとつで、
特に脳の発達過程の、子にとってはどれも大切な瞬間だと思う。

声をかけるときわたしはいつも一呼吸置いて、
「この声かけをする意味と目的」を考える。

急いでいるのはわたしであって、子ではない
こぼしたジュースを片付けることが億劫だから声を荒げるのならば意味がない
友人とのかかわりは子のものだ

もちろん、身体にたいしても精神もたいしても暴力はいけないということは繰り返し意見を述べている。
でも大人だってできていないでしょう。

わたしたちは
教える立場と教えられる立場ではない。
大きなことを言うならば、
すべての人類とのかかわりがそうだと思う。
もはや人類とくくることすらおこがましい。

さて、自由という覚悟を持って生きよう。

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