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ドラえもんで泣く。


朝一番の映画館には、
小さな男の子とお母さん。

そして、父と私。


観ていたのは、ドラえもん。



観に行ったきっかけは、ドラえもんの映画の音作りの裏話を読んだこと。

また、音楽がテーマなら映画館でコンサートのように聴けたらリラックスできそうだと思った。


想像通り、映画館で聴く音楽は重厚で迫力があった。

また、目に見えない音を色やカタチにして見せる世界が美しく、キラキラしていた。




さすがにストーリーは泣かないだろうと思っていたけど、ふつうに泣いた。


そのシーン。


ドラえもんの道具のおかげで

楽器奏者プロの称号を得たスネ夫やジャイアンやしずかちゃんは、その技術を駆使して演奏する。

「すごいだろ!俺の音!」

けれど、みんなそれぞれ弾いていて
どこかチグハグ。


そこに響く、のび太のピュ➰イ
という気の抜けたリコーダーの音🪈

「もう、お前弾くなよ!」


そんな声にのび太は、背を向ける。

「ぼくだって、練習したんだ!

 ぼくだって、みんなと…演奏したいんだ!」


真剣なことばと、

のび太が弾くリコーダーにみんなが黙り、

しだいに、のび太の音に寄り添うように、テンポを合わせ始める。

すごい演奏よりも、

楽しい演奏に寄せていく。


そのハーモニーを聞いた時、

涙腺が崩壊した😭


たのしい気持ちで、やっていいんだ!


なんか、ひとりで納得して泣いてしまった。




はぁ〜〜、温かい涙は、
めちゃくちゃ癒される。




そんな感想を共有したかった

今日誕生日の父は

隣の席で、ぐっすり寝ていた。



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