帰国隔離中「現在進行形の学び」〜6日目:自分の○○を知ってもらうだけでも満足。
(写真は隔離中に貸与される体温計と鍵と管理番号:2022年1月18日撮影)
ハイパフォーマンス・コンサルタントの髙澤健(たかざわたけし)です。
お読みいただいている一人ひとりが「最高の自分」に向って成長し続けてほしい、そして、そのことに役立ちたいと願って書いています。
米国からの帰国直後からの6日間にわたるホテル隔離期間、私自身の「現在進行形の学び」を「生のまま」の私の学びとして開示したいと思っています。
それを通して読んでくださっているあなたの成長に、何らかのきっかけを与えることになれば嬉しいです。
6日目の検査
6日目の本日朝、朝6時過ぎに館内アナウンスが流れ、本日検査対象者のドアノブに唾液採取の試験管がぶら下げられました。
第3日目に行ったように、マスクをつけてドアノブから唾液採取用の試験管と漏斗をゲット。
すぐさま唾液を試験管の印まで入れると、同じようにドアノブにビニール袋に入れてぶら下げます。
後は待つだけです。
部屋の片付けをすませ、お昼のお弁当を食べ終えてくつろいでいると、13:50ごろに電話がありました。
「陰性です」
バスが14時頃に来るとのこと。ほっとしながらも「隔離していたから、当たり前だよな」って思いが頭をよぎります。
荷物が多いので台車を部屋の前に持ってきてくれるようにお願いしました。
14時に写真にある体温計と鍵を返して、DT1045(私にあてがわれた管理番号)は強制ホテル隔離を終了してバスに乗り込みました。
成田空港
はい、都内の自宅に帰宅するのですが、都内のビジネスホテルからバスに揺られて、成田空港へ戻るのです。
成田空港から「強制的に」ホテルへと隔離させられましたので、振り出しに戻ってから、公共交通機関を使わずに空港から確保した手段で自宅隔離へと移るわけです。
空港へは娘が車で迎えに来てくれる事になっています。
迎えがくるまでの間、noteを書くためにコーヒーショップに入り、成田空港で待ちます。
このタイミングで来るんじゃないかな〜って思っていた入国者健康管理センターの「My SOS」が連絡してきます。
現在位置報告が抜き打ちか、カメラでの顔出し30秒の抜き打ち電話が一日に2回づつあるのです。
やっぱり!
カメラでの本人確認と位置情報取得です。
マスクを外して背景が見えるようにして30秒間自撮り状態にしなければなりません。
コーヒーショップにいますから、マスクを外さずにカメラに顔を出します。AIが顔認識して私の位置情報を取得するまでの30秒待ちました。
無事に終わりましたが、私が都内にいないことでシステムには認識されたのだろうと思いました。
すると、今度は現在地報告を求めてきました。すかさず、「現在位置報告」ボタンを押します。
すると案の定。
確かに「待機場所」のホテルから成田空港へ1時間ほど移動しました。誓約書違反の疑いと言われても....
かといって成田空港に「待機場所」再登録をしても翌日までは反映されません。
迎えがほどなくして成田にきましたので、自宅に向かいました。
都内の自宅
待機場所のホテル付近を通り越して自宅に向かいます。
帰国してから1週間が経っています。
ホテルの部屋からずっと出ていませんでしたし、人との接触もありませんでしたので、高速道路のパーキングエリアでトイレ休憩をしながら、映画の台詞さながらに「シャバの空気はいいな」なんて思ってしまいました。
それまで厳しく(?)管理されていたのに、急に自由な環境に置かれるとこんな気持ちになるのだろうか、と思いました。
不思議な感覚です。竜宮城から帰った浦島太郎もこんな気持ちだったのでしょうか?
たった6日間、1年の1.64%。ほんの少しの時間のはずですが、インパクトは想像以上なのだと思います。
自宅前で荷物を搬入しながら、早速、残り4日間の「待機場所」を再登録をしました。
最終日の学び
さて、単なる日記風活動報告に終始してしまった感もありますが、最終日の「現在進行形の学び」とは、なんでしょう。
今日の一日を知ってもらいたい、そういう思いが私の中にあることに気づきます。
「My SOS」を改善してほしいとか、ホテル待機の基準を変えて欲しいとか、思うのではありません。問題解決をして欲しいわけではないのです。
聞いて欲しい、知ってもらいたい、そんな思いです。
お客さまの声にじっくり耳を傾ける必要があるのだと心を新たにしたところで、終わりにいたします。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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