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思考の狩猟採集民族

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記事一覧

生活が踊るラジオ3

前回が2022年の11月でそこから約1年半が経過して再び記録しようと思い、筆を取っている。 過去の記事↓ 今回で3回目の記録。 時代が進むごとになくなる番組あれば、新た…

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3日前
1

あなたは有害な男性ですよ。

自分の発言、行動が他人からどう映っているのか、近頃そんなことを気にするようになってきた。 20代も後半にさしかかってきて、見た目の変化もあるかもしれないが雰囲気、…

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1か月前

ゴジラ −1.0

ポップコーンは買わない。vol.144 ゴジラと僕劇場でゴジラを観た記憶でいうと、シン・ゴジラは実は観ていなくて、かなり遡って、小学生のときだったかな。 「ゴジラ FINAL…

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1か月前
4

ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)

ポップコーンは買わない。vol.143 カルチャーを語るときに生じるハードルを超えるかくぐるか。どっちでもいい。この一年ちかく、ジャン=リュック・ゴダールについて触れ…

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2か月前
3

トップダウンかボトムアップか

高校の同級生が、東京の高級中華料理店に就職して早8年。最近、私が上京したタイミングで再開する機会があった。 近況を報告し合いながら、話す中で、彼の勤めている職場の…

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2か月前
1

正欲

ポップコーンは買わない。vol.142 あらすじ正しい欲はない、ただ、一時的な正しい解はある本作が取り扱うテーマに特殊な性癖がある。本作で取り扱われるのは水に対しての…

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2か月前
2

aftersun アフターサン

ポップコーンは買わない。vol.141 あらすじお父さんという肩書きの重荷「お父さん、、大丈夫か…大丈夫じゃないんだろうけれど、、頑張ってくれ。。」 と心でずっと声を…

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2か月前
5

車に充満させたくない匂いとさせたい匂いから自分の農耕民族性を自覚する。←

車内にはさまざまな匂いが充満しがち。 特に外食をした際にまとってしまう匂いが苦手で、そのまま車に乗り込んだり、その時着ていたアウターを次の日にまた着るということ…

bame03
2か月前
2

vol.140 はじめに北野武監督の最新作 30年前に書いていた脚本をついに映画化したという本作、監督自身の時代劇へのイラつき?大河ドラマや民放時代劇は綺麗に描きすぎだと…

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4か月前
4

ぼくたちの哲学教室

vol.139 試験の科目でもない「哲学」を教える小学校舞台は北アイランドのベルファストついこの間、ケネス・ブラナーが幼少期に経験したベルファストでの生活をリアルに描…

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5か月前
7

こんにちは、母さん

vol.138 母とはなんなのか私の母以外でも全ての母親は一人の女性であり、人間である。何を当たり前なことを言っているのかと。母親というのは一つの役割であり、その人自…

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5か月前
3

2023年の畑作を振り返る。

今年の畑作を振り返ってみようということで、割と衝動的にこの文章を書いています。 個人的な備忘録の面が大きいですが、こんなの作ってましたよということを見てもらえた…

bame03
6か月前
2

社会って思ってたのと違いますねぇ。

こんにちは。 「過去を振り返ること」はあまり良い意味で使われる機会って少ないと思うんです。 そんなことをしたってしょうがないから。 「仕方がない」 社会人になっ…

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10か月前
6

MEN 同じ顔の男たち

ポップコーンは買わない。vol.137 あらすじ 監督は「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランド。「ロスト・ドーター」のジェシー・バックリー主演で描くサスペンススリ…

bame03
10か月前

聴くとクリエイティブが伝染するバンド、スパークスとは一体なんなのか。 ー 映画「スパークスブラザーズ」

ポップコーンは買わない。vol.136 スパークスはポップデュオであるにも関わらず、印象としては全く大衆に迎合していないと思わせる側面がある。 予告編を見ていただけれ…

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11か月前

犬王

ポップコーンは買わない。vol.135 あらすじ そもそも能楽というものがなんなのかがよくわかってなかったのでWikiで調べてみると…。 世阿弥によって確立されたみたいで…

bame03
1年前
4
生活が踊るラジオ3

生活が踊るラジオ3

前回が2022年の11月でそこから約1年半が経過して再び記録しようと思い、筆を取っている。

過去の記事↓

今回で3回目の記録。
時代が進むごとになくなる番組あれば、新たに始まる番組もあります。
ラジオは私たちの生活の中にありますが、ある人にとっては欠かせない番組であったとしても人気の低迷、あるいは制作側の都合によって長年続いていてもいつかはバッサリと終わってしまったりもするものです。

そして

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あなたは有害な男性ですよ。

あなたは有害な男性ですよ。

自分の発言、行動が他人からどう映っているのか、近頃そんなことを気にするようになってきた。

20代も後半にさしかかってきて、見た目の変化もあるかもしれないが雰囲気、動き、など他人に対してなんとなく威圧感を与えているのではないかという気持ちが芽生え始めた。

見た目が怖い人はいるが、話してみると案外優しかったなんてことある。でも実際接触することなんて稀で、ほとんどは人を見た目で判断するし、発言の一部

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ゴジラ −1.0

ゴジラ −1.0

ポップコーンは買わない。vol.144

ゴジラと僕劇場でゴジラを観た記憶でいうと、シン・ゴジラは実は観ていなくて、かなり遡って、小学生のときだったかな。
「ゴジラ FINAL WARS」
いまだにノベルティのゴジラの起き上がり小法師がうちにある。
本作はゴジラ生誕50周年作品であり、ゴジラシリーズの最終作と銘打たれた。ゴジラシリーズ自体はその後も制作されているが、ミニチュアや着ぐるみを多用した東

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ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)

ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)

ポップコーンは買わない。vol.143

カルチャーを語るときに生じるハードルを超えるかくぐるか。どっちでもいい。この一年ちかく、ジャン=リュック・ゴダールについて触れる機会が増えたというか、コンテンツとしても目にする機会が増えた。
それはやはり彼が2022年9月に亡くなってから、過去作のリバイバル上映だったり、本作であったり、先月も遺作となった短編が公開されたりと、依然としてゴダールにまつわる情

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トップダウンかボトムアップか

トップダウンかボトムアップか

高校の同級生が、東京の高級中華料理店に就職して早8年。最近、私が上京したタイミングで再開する機会があった。
近況を報告し合いながら、話す中で、彼の勤めている職場の経営体制(トップダウン型)が見えてきて、良し悪しだなぁと思った。そしてたまたま、僕が彼と会う前に真逆の経営体制の飲食店(ボトムアップ型)を体感してきたので、その違いを照らし合わせたら、トップダウン型はエントリー時点で0近いところからのスタ

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正欲

正欲

ポップコーンは買わない。vol.142

あらすじ正しい欲はない、ただ、一時的な正しい解はある本作が取り扱うテーマに特殊な性癖がある。本作で取り扱われるのは水に対しての欲情だ。水の動きや飛沫に対して性的な興奮、昂りを覚えるのだという。

確かに多様性の時代と言われて久しいが、フィクションも相まって本当にそんな癖が存在するのだろうかと疑ってしまう自分もいたのは正直なところだ。

自分以外の他者を「社

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aftersun アフターサン

aftersun アフターサン

ポップコーンは買わない。vol.141

あらすじお父さんという肩書きの重荷「お父さん、、大丈夫か…大丈夫じゃないんだろうけれど、、頑張ってくれ。。」

と心でずっと声をかけ続けていた。おそらくこの声がけも本人からすると、苦痛に感じてしまうのかもしれない。

精神的に不安定、つまり自死に近い状態にある父親の姿は子供にとっても辛いことだろう。私はそのような経験はないが、親も大なり小なりストレスを抱え

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車に充満させたくない匂いとさせたい匂いから自分の農耕民族性を自覚する。←

車に充満させたくない匂いとさせたい匂いから自分の農耕民族性を自覚する。←

車内にはさまざまな匂いが充満しがち。

特に外食をした際にまとってしまう匂いが苦手で、そのまま車に乗り込んだり、その時着ていたアウターを次の日にまた着るということがとてもストレスが溜まる。

焼肉なんてもってのほかだが、ラーメンや、ファミレス、コンビニに至るまであまりいい気がしない。

逆に充満させたい匂いもある。
させたいというか、しても悪い気がしない匂い。

コーヒーや焼きたてパン、ポップコー

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首

vol.140

はじめに北野武監督の最新作
30年前に書いていた脚本をついに映画化したという本作、監督自身の時代劇へのイラつき?大河ドラマや民放時代劇は綺麗に描きすぎだとインタビューで答えていたのが印象的だった。
映画だからこそ描ける、北野武だから描ける描写の数々。狂気と欲望にまみれた戦国時代。ある意味人間らしいといえば人間らしい姿なのかもしれない。
自然と始まるアドリブコントのようなやり取りに

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ぼくたちの哲学教室

ぼくたちの哲学教室

vol.139

試験の科目でもない「哲学」を教える小学校舞台は北アイランドのベルファストついこの間、ケネス・ブラナーが幼少期に経験したベルファストでの生活をリアルに描いた「ベルファスト」という作品も記憶に新しいことだろう。

ベルファストでは1969年から紛争によるプロテスタントとカトリックの対立が長く続いていて、1999年に和平合意がなされ、現在は停戦状態になっている。それから激しい戦闘は起こ

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こんにちは、母さん

こんにちは、母さん

vol.138

母とはなんなのか私の母以外でも全ての母親は一人の女性であり、人間である。何を当たり前なことを言っているのかと。母親というのは一つの役割であり、その人自身を言い表す上での一部でしかない。しかしそれは子供からの視点では母親は母親でしかなく、それ以前に女性であることへの関心は年齢を重ねないとなかなか理解できない。でも時々考えることはないだろうか、自分が生まれたってことは母親と父親が男女

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2023年の畑作を振り返る。

2023年の畑作を振り返る。

今年の畑作を振り返ってみようということで、割と衝動的にこの文章を書いています。

個人的な備忘録の面が大きいですが、こんなの作ってましたよということを見てもらえたらとも思っています。

さっそくですね、まず昨年から引き続き栽培したものとして挙げるのは枝豆ですね。

実は昨年から「エダマメリレー」という早生から晩生まで約3ヶ月に渡ってリレーするようにさまざまな品種の枝豆を楽しんでもらおうという企画を

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社会って思ってたのと違いますねぇ。

社会って思ってたのと違いますねぇ。

こんにちは。

「過去を振り返ること」はあまり良い意味で使われる機会って少ないと思うんです。

そんなことをしたってしょうがないから。

「仕方がない」

社会人になってからよく耳にするし、自分も口にしているような気がしている。

社会人になってから、知り合う人たちとはほとんど、深い仲になることがない。なので、話の噛み合わせが非常に悪いんです。

あるポッドキャスト番組で、「グッドバイブス」と「バ

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MEN 同じ顔の男たち

MEN 同じ顔の男たち

ポップコーンは買わない。vol.137

あらすじ

監督は「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランド。「ロスト・ドーター」のジェシー・バックリー主演で描くサスペンススリラー。

男性が女性に与える恐怖『週刊漫画TIMES』にて連載されている「解体屋ゲン」という作品がある。

あらすじは以下の通り

エピソードの中にこの話がTwitterで見かけて印象に残っている。
まさに男性が無自覚に公共空間の

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聴くとクリエイティブが伝染するバンド、スパークスとは一体なんなのか。 ー 映画「スパークスブラザーズ」

聴くとクリエイティブが伝染するバンド、スパークスとは一体なんなのか。 ー 映画「スパークスブラザーズ」

ポップコーンは買わない。vol.136

スパークスはポップデュオであるにも関わらず、印象としては全く大衆に迎合していないと思わせる側面がある。

予告編を見ていただければその感じがわかると思う。

表現者と受容者の共犯関係自分たちの頭の中で考えていることを外に出して理解してもらえることって考えてやっていたら相当難しいような気がしている。

「ユーモア」には人を楽しませるという側面だけでなく、それ

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犬王

犬王

ポップコーンは買わない。vol.135

あらすじ

そもそも能楽というものがなんなのかがよくわかってなかったのでWikiで調べてみると…。

世阿弥によって確立されたみたいですね。
そもそも600年経った今でも残り続けているってすごい話だ。
600年後自分が作った作品が残っているって想像してもしきれない世界線の話だと思う。それだけ歴史にはロマンがある。

しかし目の前にある歴史を鵜呑みにすること

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