ムーミンのお友達"ニンニ"のお話
言葉を発する時、
皆さんはいつもどんなことを考えていますか?
あなたがたった数秒で発した言葉は、
誰かにとっては何日も何年も心に残るものだったりするのです。
目の前の画面で発した言葉は、
誰かを傷つけるツールになっていませんか?
「芸能人だから、アンチは当たり前」
「みんな言っているから普通のこと」
本当にそれは果たして「当たり前」なのだろうか。
〜〜〜
ムーミンに出てくるニンニという女の子がいます。
彼女は皮肉屋のおばさんから冷たい仕打ちを受け続け、だんだん青ざめて、他人の目から姿が見えなくなってしまった女の子です。
先日、わたしが中学生の頃、好きだった方が亡くなりました。
真意は彼女にしかわかりませんが、とても若すぎる死でした。
彼女はきっとニンニのように今にもどこかへ消えてしまいそうだったのだと思います。
あなたの言葉の一つで世界が変わるという人がいることをどうか忘れないでほしいです。
あなたの言葉で幸せになる人がいれば、
苦しくてどうしようもなくなる人もいる。
言葉にもっと重みを持っていてほしい。
言ったことにちゃんと責任を持ってほしい。
命への配慮を忘れないでほしい。
どうか、どうか、彼女の死が無駄になりませんように。
天国でゆっくり休んでね。
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