言語とジェンダー。

昨日の夜、とある友人に

「教育に携わる人間はジェンダー論とフェミニズム必須だよね」

と言われ、"たしかに"とわたしの中でその言葉が流れていかずにそのまま胸の中の奥底に残った。

言葉って難しいなとつくづく思う。
(わたしが日本語が苦手なのはさておき笑)

友人の言うように「○○ちゃん」「○○くん」などとつけるだけで、勝手にジェンダーを決めつけることになる。
他にも、一人称がわたし/僕/俺と男女に分けられているのも、なんだかジェンダー論やフェミニズムを学ぶ身としては、少し不思議な気持ちになる。

だから、無難に「○○さん」と言うのが一番自然となるけど、それもなんとなくわたしは自分が使うのには少し違うような気がした。

わたしはイングリッシュスクールの教員をしていることもあり、生徒たちに「○○」と特に名前だけで、そこに性別を感じることはない。

…と、思っていた。

でも、しばらく、自分の普段のレッスンのことを、よく考えると「She」とか「He」とか性別を無意識に感じる言葉を使ってることに気がついた。

「あ〜なんかこれ他の言葉に変えられないのかな」と思って、名前だけでなんとか乗り切ろうとするけど、テキストやマテリアルは「She」「He」が必ず出てくる。

昔からわたしたちは、言語にまで「女」や「男」っていう定義に縛られているのだと、痛いほど感じてしまった。

元はシンプルだったものを、どんどん複雑にしていったのはわたしたち自身なんだろうと思うとなんだか悲しい気持ちになる。

それを少しずつでも紐解いていけるような手助けをできたらいいなあ。

追記 :

友人が記事を読んで、送ってくれたので、シェアさせていただきます🕊

SHE/HEに代わる人称として"THEY"を使うのが、
支持されているそうです。
日本では特に定着していないので、うまく伝わればいいなあ…


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