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記事一覧

ただ「今」だけを生きるために、旅に出る

海外へ旅に出るとき、いつも思うことがある。 いや、正確に言えば、国際線の飛行機に乗り込ん…

手塚 大貴
3週間前
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もしタイムマシーンがあったなら、『深夜特急』の頃の香港へ行きたい

村上春樹さんの紀行文に、「もしタイムマシーンがあったなら」という短編がある。 そんな書き…

手塚 大貴
1か月前
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海外旅行帰りに食べる、吉野家の牛丼の美味しさについて

海外の旅から帰ると、真っ先に食べたくなる、日本の味がある。 飛行機が成田空港に着陸し、し…

手塚 大貴
2か月前
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海外へ旅に出ると、マクドナルドに入りたくなる

海外へ旅に出ると、マクドナルドに入りたくなる。 せっかく海外まで来たんだから、その土地の…

手塚 大貴
4か月前
118

イギリスの普通の町が、「一生忘れられない町」になった旅

どこか、イギリスの普通の町へ行きたいと思った。 有名な観光地でもなく、穴場的なスポットと…

手塚 大貴
5か月前
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イギリスへ旅に出たら、その朝食に「幸せ」があった

イギリスへ旅に出ても、その「食」については、ほとんど期待していなかった。 あの村上春樹も…

手塚 大貴
6か月前
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もう会えないから、忘れられない。旅で得た「心の財産」

以前どこかで、海外ひとり旅の魅力を紹介する記事の中に、こんな一項を見たことがあった。 「世界中に友達ができる」 それを見たとき、そんな魅力が海外ひとり旅にはあったのか、とびっくりした。 というのも、自慢ではないけれど、今まで30ヶ国ほど旅してきたはずの僕は、旅先で友達ができたことなんて、ただの一度もないからだ。 少なくとも、帰ってきてから再会したり、たびたび連絡を取り合ったりするような人は、日本人も外国人も、まったく一人もいない。 もちろん、旅での人との出会いが嫌い

ちょっとの心遣いに助けられた、13時間の飛行機の旅

国内線も国際線も、飛行機に乗ったら、窓側の席に座るのが好きだ。 単純に、窓の下に広がる、…

手塚 大貴
11か月前
1,580

旅をすればするほど、「行ってみたい場所」は増えていく

旅をすることは、世界中にある「行ってみたい場所」を、ひとつずつ減らしていく過程なのだ。 …

手塚 大貴
11か月前
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私的「讃岐・超ディープうどん紀行」をしてみたら

村上春樹のエッセイに、「讃岐・超ディープうどん紀行」なる紀行文がある。 香川県のうどん屋…

手塚 大貴
1年前
241

旅先は、いつも気づけば決まってる

「いつも旅先はどうやって決めるんですか?」と聞かれることがある。 たとえば海外なら、エリ…

手塚 大貴
1年前
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夏のフィンランドで、『かもめ食堂』のような旅をした

フィンランドへ旅に出る前、『かもめ食堂』という映画を見た。 せっかくフィンランドへ行くな…

手塚 大貴
1年前
152

旅の最後は、深夜の街へ飛び出したくなる

ふと、初めて台湾へ行った旅を思い出した。それも、旅の最終日の夜のことを。 その夜、僕は高…

手塚 大貴
1年前
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14年前の旅がくれた「宝物」~山梨の小さなレストランの話。

10年前の秋の日、一冊の本を読んでいて、あれっ?と思った。 それは、沢木耕太郎さんが出したばかりの『ポーカー・フェース』というエッセイ集を読んでいるときだった。 沢木さんは一編のエッセイで、行きつけだという山梨のレストランについて書いていた。 あれっ?と思ったのは、そこに描かれたレストランが、その4年前、僕がたまたま訪れたレストランによく似ていたからだ。 中央本線の小さな駅の近くのレストラン。老人がひとりだけでやっている。一生懸命作っている音が聞こえるのに、なかなか料