2.19国会議員会館前行動

  2月19日18時から国会前で行われた「いのちをまもれ!女性差別許すな!改憲手続法強行許すな!2.19国会議員会館前行動」で吉田忠智参議院議員が立憲民主党を代表して挨拶をしました。全文を掲載します。

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 皆さんこんばんは。
 立憲民主党参議院議員、そして立憲民主党では、枝野代表指名の常任幹事、そして、選挙対策委員長代理を仰せつかっております参議院議員の吉田忠智でございます。
 今日は岡山4区選出の柚木道義衆議院議員も、一緒に参加をしておりますので、紹介をさせていただきます。

 今年から私は立憲民主党参議院議員として活動することになりました。
まさかこんなに早く皆さん方の前で挨拶をすることになろうとは思いませんでした。

 皆様方と憲法についても、原発についても、基地の問題でも、人権の問題でも、寸分たがわぬ私は、立憲民主党代表して、挨拶をするということは、ある意味では意義のあることではないかと、そのように思っております。心を込めて、挨拶をさせていただきます。

 今日は、先ほど高田さんからもお話がありました通り、2015年の9月19日、戦争法、安保関連法が強行採決されたのをきっかけとして、毎月、19日に、戦争法の廃止を求めて、粘り強く、行動を続けてこられました皆様方に心から敬意を表します。

 ご案内の通り、全国25の裁判闘争が、安保関連法違憲闘争が、戦われております。
 そして毎月、19日の日に、大衆行動。大衆に訴える行動をする。そして私たち国会議員は、国会において、この安保関連法の問題、まさしく憲法9条を生かして守る問題など、しっかり取り上げていく。三位一体の戦いが重要であります。

 大変困難な戦いでございますが、改めて、今日の19日の日に、戦争法、安保関連法の廃止に向けて、また頑張ろうではありませんか皆さん。

 今、国会では、予算委員会の審議が、行われております。
 森友、加計、桜を見る会。また、河井夫妻の問題など、全く未解決のままでありますけれども、この予算委員会では、17日から、ワクチンの接種が始まりました。新型コロナウイルス対策。これに全力を挙げなければならない。

 菅政権はとにかく、Too Little Too Late 全て遅い、不十分。そうした中で、そうした課題をしっかり取り上げていかなければならないけれども、またぞろ、新たな課題が出てきました。森前組織委員会会長の女性蔑視発言。あってはならないことであります。

 これはもともと森さんは失言癖のある方でありますが、これは失言でも何でもありません。本人が身にしみて、思い込んでいることであります。

 改めてジェンダー指数121番の、世界で121番の日本社会のありようが問われている。今回のことをきっかけにして、森会長自身の問題だけではありません。

 いくら橋本聖子さんが新会長になったとしても、このことをきっかけにして、まさにオリンピックパラリンピックの精神であります多様性と調和。これをしっかり重視をする、そうしたことに転換をしていく、日本社会を変えていく。そういうきっかけにしようではありませんか皆さん。

 そしてまた出てきた問題が、総務省幹部の接待問題。疑惑でありません。本人が認めてるんでありますから、衛星放送の更新の許認可、これを勝ち取るために、菅総理の息子さんが務める東北新社が、饗応接待をした。これは単なる国家公務員倫理法違反の問題ではありませんよ。大事な問題でもあります。検察も早く動かなきゃいけない。総務省は、しっかり調査をして厳正な処分をすると言っております。

 それだけで済ませるわけにはいかない。
 確かに、菅総理自身の法的責任は問えないかもわかりません。問えないでしょう。息子さんとは別人格などと言ってます。

 だけど、この間の官房長官のときから、彼が、あるいは総務大臣のときから、人事権の濫用してきた。それが、それが総務省の官僚こういう中にあっても、飲食に付き合わなければならない。もちろん許されることではありませんが、菅総理自身の責任も、政治的な責任をしっかり取らなければならない。

 早くこういうことに切りをつけなければ、コロナ対策や、あるいはコロナによって影響を受けている個人の方や、事業主の皆さん、そうした方に、皆さんにしっかり必要な支援をしていく。そうした議論をしなければいけないんです。ぜひこの総務省の問題、早期に決着をつけるように、強く強く、求めていきたいと思います。

 そしてその横断幕にもありますけれども、最近、出てきている大きな問題。それは、辺野古新基地建設の土砂投入問題であります。
 こともあろうに、多くの遺骨が、埋められている、あの沖縄本島南部の土を、それを使って埋めようということが、検討されています。

 立憲民主党の白眞勲参議院議員や、共産党の赤嶺政賢さんも、国会で取り上げました。とんでもない話であります。

 遺骨の収集、まだまだ沖縄では十分進んでおりません。それをしっかりやって、もちろん、それ以前に、この辺野古新基地建設は、断じて許すわけにはいかない。そうした声をしっかり一緒に挙げようでは、ありませんか。

 そして、改憲手続き法と言われる国民投票法の改正。先の臨時国会で、福山幹事長は、何らかの結論を出すと言いましたけれども、採決を認めたわけではありません。

 多くの課題があります。CM規制の問題。最低投票率の問題。20項目も、参議院の委員会で付帯決議が付されています。そうした課題を置き去りにするわけにいかない。
 あらゆる手立てを講じて、改憲国民投票法の前提となる国民投票、この改正は、阻止していこうじゃありませんか皆さん。

 この安倍亜流政権と言われる菅政権は、打倒しなければいけません。そのために、10月21日が任期満了。いつ解散になるかわかりません。解散総選挙において、野党しっかり協力をして。

 参議院以上に衆議院選挙は、難しいです。政権選択選挙ですから、しかし、それらを克服して、お互いの立場も理解し合いながら、野党共闘、289の選挙区、これをしっかり棲み分けをして戦っていく。立憲民主党としても、私も選挙対策委員長代理ですから、しっかり努力をしていきたいと思います。

 その前に、4.25北海道2区の補欠選挙。そして、私達の同志でありました羽田雄一郎さんが亡くなって弟さんが、長野選挙区で、参議院の選挙区で補欠選挙にでます。
 そして河井さんの参議院の広島選挙区の再選挙。この三つの選挙区も、野党しっかり協力して、勝ち上がっていきたいと思います。

 皆さん方もどうか、この補欠選挙、再選挙、衆議院選挙における特段の皆様方のご尽力を重ねてお願い申し上げまして、2.19今日のこの日をまさに憲法を生かし守る、その起点となる日になるように、全力で、国会でも取り組んでいく決意を申し上げまして、連帯のご挨拶と、させていただきます。皆さん頑張りましょう。ありがとうございました。

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